インド取材記、ジャイプル1日目・風の宮殿・シティパレス・ガルタから見たジャイプルの夕景 2月19日分。 


朝5時半出発、ニューデリー駅に向かう、歩いて20分程。
駅構内は人でいっぱい、怪しい人もいっぱい。
バックパックを背負っているとやたらと声をかけられる。

偽者っぽい駅員からチケットの提示を求められ、
「このチケットは使えない別のが必要だ、案内するから付いて来なさい」言われるが、
よく聞く手口なので完全に無視して反対方向へ一度迂回して列車に向かう。
だまして不必要なチケットを売りつけるこの手の連中は、
本当にもう少し取り締まって欲しいものだ。

乗る列車は電光表示で、発車するプラットホームが表示されているのですぐわかった。
客車番号とシートナンバーを日本で予約したeーチケットで確認し乗り込む。
料金の高い1等車(約900ルピー)にしてはボロイ感じでいまいちだが、
周りの人は中級以上のビジネスマンが多く安心。

定時に出発、7時過ぎに日の出が見えるが、
窓が汚く、またAC車は窓が開かないので撮影はあきらめる。

程なくして1等車の高い理由がわかる。
ミネラルウォーター1.5L、新聞、ポット紅茶、クッキー、飴のサービスがあり、
少ししてからミルク入りコーンフレークにパン、トースト2枚、バナナ、オムレツ、ポット紅茶、
という朝食のフルサービス。

10時45分、定時にジャイプル着。
オートリクシャーで旧市街中心部の風の宮殿に向かう、50ルピー。
道路は広いところでは、4車線くらいあるのだが、
オートリクシャーやバイクなどは幅が狭いことから、横に6・7台すれすれに並んで走るのでスリル満点。
実際はかなり事故も多いそうだが、ぶつかりそうでもみんなぎりぎりかわして行く。

11時過ぎに風の宮殿着、東向きなので光線状態はいまいちなので、数枚だけ撮影。
向かうの土産物屋が「屋上からの眺めもいいよ」というので、
確実に土産買わされるなとは思ったが、せっかくのチャンスなので撮影。
しかし一番安い小さな象の置物でも350ルピーと痛い出費。

向かいの土産物屋の屋上から見た風の宮殿。

イメージ 1

その後、近くにあるはずの宿を探すがわからず、リクシャーに10ルピーで連れて行ってもらう。
宿のプリティゲストハウスは一泊250ルピー。

12時半に近くのシティパレスに向かう、200ルピー。
現マハラジャの住居であり、一部が博物館になっている。

シティパレス。

イメージ 2

1時半にリクシャー(10ルピー)に乗ってセントラルミュージアムに向かうが、
現在改装中で閉館していたので、外観のみ撮影、正面は北向き。

その後、オートリクシャーでアンベール城に向かう、200ルピー。
途中、湖に浮かぶジャルマハルという宮殿(現在はホテルになっている)があるが、
修理中で絵にならず撮影せず、ここは午後遅くの光線がよい。

2時過ぎにアンベール城着、市内から20分程。
ガイドブックの「地球の歩き方」の地図を見て、てっきり午後遅くの光線がよいと思っていたのだが、
勘違いでもろに逆光、すでに有名な象のタクシーの姿も見れず、大失敗。
とはいえせっかく来たので、見学することにした。

道路から城内まで10分ほど、100ルピー。
城内、勝利の間(鏡の間)は午後遅くの光線でよかったが、
全体的に光線状態はよくない、ここは午前中早いほうがいいので、明日に再訪することにした。
下りは西側から街中を通りスナップ撮影。
お腹がすいたので、果物を購入、バナナとオレンジ数個で5ルピー。

その後、アンベール城よりさらに山上にあるジャイガル要塞で、夕日の撮影をしようかとも思ったのだが、ジープ往復500ルピーとかなり高いわりには、眺めの評判はよくないのでやめて、
一度市内に戻りガルタに行くことにした、
帰りのオートリクシャーは100ルピーで行きの半額、行きは完全にぼられたみたい。

5時頃、市内の東側にあるガルタに向かう、10分程でオートリクシャー往復で120ルピー。
ガルタ入り口から山上まで20分程、山上に寺院がある。

ガルタから見たジャイプルの夕景。

イメージ 3

6時過ぎに夕日に染まる街を撮影してから戻る、
寺院より下の位置から門を入れたのほうが雰囲気が出ておすすめ。

宿に戻る途中、路上に布を敷いただけの所に50代くらいの女性が弔われている。
傍らにご主人が付き添い、たくさんの花と喜捨のお金が供えられていた。
インドでは死はとても短かに感じられる。

7時前に宿に戻り、シャワーを浴びた後、
9時半に一度就寝するが寒くて眠れず、共有部分で毛布を見つけ借りる、
2月のインドの夜は、けっこう寒い。