インド取材記、ムンバイ1日目・チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス・マリーンドライブ 2月29日目。


5時過ぎに起床、周りの客はほとんどいない。
列車スタッフがもうすぐムンバイに到着すると言って、
頼みもしないのにかってに荷物を運んで、チップを請求する。
なんでわずか3メートルくらいで払わなければ行けないのかと無視。

5時半、ムンバイCST駅到着、まだ真っ暗。
普段よく遅れるくせに、遅れて欲しい時に限って定時より早い到着。

元気なら、荷物を預けて日の出を撮りに港にでも歩いて行くのだが、
いかんせん風邪で絶不調、とりあえずどこかで横になりたい気分。
こんな早朝じゃ、ホテルもチェックインできるかどうかあやしいもの。
真っ暗な中の移動は危ないので、少し明るくなるまで、駅中の椅子に座って過ごす。
廻りにもたくさんのインド人が布にくるまり横になっている。

30分程でかなり明るくなる、日の出も近い。
掃除の邪魔になるので、横になっているインド人たちを警官が棒でこづいて起こして廻る。
騒動しくなってきたので、駅前の一番近いホテルに向かう。

シングルルームは三畳ほどの小さい部屋だが、税込み860ルピーはムンバイでは安いと思う。
ただし、通常12時チェックインなので、朝6時からだと半日分よけいにとられることになった。
しかも手持ちがドルしかなく、ルピーへの両替のレートはすごく悪い。
それでも横になれたらなんでもいいやっていうくらい、へとへと。
いつものことで、長々と宿帳記帳してやっと部屋へ、しばし瀑睡。

9時前に起き、風邪がいっこうによくならないので、病院に行くことにする。
ホテルで場所を聞くと、駅のすぐ近くとのこと。
出かける前に洗濯サービスをたのみ(131ルピー)、通勤風景を撮影しながら病院に向かう(プロ根性)

病院では、案内所で教えてもらい、受付で5ルピーを払い受付表をもらい、風邪などの専門の場所に並ぶ。
9時半過ぎに診察開始、医者は2人(後からもう1人)とアシスタント。
1時間半ほどでやっと診察終了、
旅行保険に入っているので必要書類が欲しいと言ってもいまひとつ要領を得ない。
別の窓口で薬をもらうが、どこでお金を払えばいいかわからず、
再び案内所に行って聞くと治療費は無料とのこと、
必要書類が欲しいと言っても要領を得なかったわけがわかった。

その後昼飯(156ルピー)を食べ、再びホテルに戻り、休息。

3時半頃に、光線がよくなったところでCST駅を撮影、西側が最も絵になる。
チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス(CST駅、旧ヴィクトリア・ターミナス)は、世界遺産にも指定されている。
国際空港も同じ名前で、インドを守った英雄の名前に由来する。

チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス(CST駅)

イメージ 1

その後、フローラの泉など市内を撮影して歩く。

さとうきびのジューススタンドと牛車。

イメージ 2

クリケットをする学生と時計塔。

イメージ 3

4時半過ぎに海沿いのマリーンドライブに到着、この辺りはそこそこ綺麗。
夕日を見に多くのカップルが佇んでいる。
ちょうど大統領が通るところで、厳重に警備されていた。

マリーンドライブ。

イメージ 4

マリーンドライブから見る夕日。

イメージ 5

7時前に夕食(117ルピー)をとり、
ホテルの周辺の屋台を見ていたら、おばさんがひったくりにあう、あっという間。
その後、シャワーを浴びて、10時くらいに就寝。