ベトナム・カンボジア取材記その19、ベトナムのフエからホイアンへ。
朝6時20分起き、少し鼻風邪ぎみ。
7時に出発して、再び阮朝王宮へ向かう。
途中、屋台で朝食にフォー(麺)を食べる、20000ドン。
天気は曇り、昨夜は雨が降っていた。
7時半過ぎに阮朝王宮に到着。昨日見れなかった所を見学。
8時過ぎから雨が降り出してきた。
宮廷舞踊を見たかったのだが、観客が少なかったので上演されず。
9時40分宿に戻り、10時過ぎにモトバイクで駅へ向かう、2ドル。
5分ほどで到着。
10時20分改札が開き、中の待合室へ、すごく込んでいる。
10時45分、ホームの扉が開く。
11時過ぎに列車が到着。
降りる人を優先させず、強引に乗り込む人が多く大混雑。
みんな大きな荷物を持っているし、出入り口付近が詰まり、なかなか乗り込めない。
5分ほどで列車が静かに動き出し、大混乱大絶叫。
降りようとする人たちが椅子の肘掛の部分をまたいで走る。
押し合いへし合い、すごかった。
しかし無常にも降りられなかった人や乗れなかった人がいた模様。
全員が乗り降りするまで発車しない日本とは大違い、アジアだね~。
みんな荷物が多いのに網棚が小さく、なかなか荷物が収まらないのと、
背もたれのカバーで隠れて、席の番号がわかりにくいので、
通路に長い間、客がとどまるというのが問題点、改善しないのだろうか。
たぶん何年たっても変わらないんだろうな。
なんとか席を見つけ、強引にバックパックを押し込み、席についてひと安心。
エアコンにテレビ付きだが、なんともぼろい車体。
冷房が効きすぎて、上着ないと寒いくらい。
しばらくたつと海が見える山間を走り、すごく眺めがよい。
直接ホイアンに行くバスではなく、列車を選んだ理由のひとつ。
天気がよければ最高なのだが、残念。
1時半、ダナンに到着、ここではかなり長い間停車するみたい。
駅前で撮影後、モトバイクでホイアンに向かう。
駅前では10ドルと言われたが、少し離れたところでは8ドルに値下がり。
かなり飛ばすので、怖い。
2時過ぎ、途中にある五行山へ寄り道。
天気が急によくなってきたので、撮影することにした。
10分くらいならモトバイクは待ってくれるみたいだが、
万が一の事故が心配だったので、ゆっくりしたいからと言って5ドル渡してさよなら。
大きなバックパックはお土産屋が預かってくれた。
五行山の入場料は15000ドン。
五山あるうちで、一番大きいトゥイーソンを見学。
石段の山道は思っていたよりずっと短く、こじんまりとした山。
山腹の数ヶ所の洞窟には仏像が安置されている。
洞窟ごとに半強制的におばあさんがガイドしてきて、チップを要求。
3時半過ぎに、道沿いのバス停へ。
待ち時間に、ビニール袋入りのチェー(アンミツ)を食べる、5000ドン。
3時50分、目立つ黄色のバスがやってくる、20000ドン。
バスはかなり飛ばす。
若い女性がベトナムのガイド本に興味津々。
見せてあげると今度は携帯の翻訳で、日本のことをいろいろ質問してきた。
4時15分、ホイアンのバスターミナルに到着。
歩いて目星をつけていたホテルへ向かう。
しかし先客の日本人の女性学生さんで満室。
その女性からの情報で、目星をつけていた他のホテルも満室とのこと。
となりのホテルの女性スタッフが手招きしていたので、
たぶんとなりは空いてるということで、おとなりのホテルへ。
エアコン、扇風機、冷蔵庫、ケーブルテレビ、シャワーつきの部屋で、11ドル。
スタッフはみんなとてもフレンドリーでいい感じ。
明日のミーソン遺跡のツアーを申し込む、8ドル。
その後、歩いてホイアンの街を散策。
街の中心をトゥボン川が流れる、こじんまりとした街で、
ベトナムで一番気に入った。
散策中、昨日のフエのツアーでいっしょだった学生さんに出会い、
いっしょにトゥボン川沿いのレストランで夕食。
ひさしぶりに腹いっぱい食べた、二人で242000ドン。
トゥボン川沿いの夜景はとても綺麗。
小雨の中、6時45分にホテルに戻る。
ホイアンで日本語教師をされている方と出会い、しばし話し込む。
週3日子供たちに教えているとのことで、
ホイアンには他にも日本人が6人暮らしているらしい。