風景写真家・西川貴之の気まぐれブログ

絶景を愛する風景写真家・西川貴之のブログです。絶景本への写真掲載、カメラ雑誌への寄稿多数。2007年冬季から現在までの撮影取材記をアップしています。撮影に役立つ情報満載ですので、ぜひご覧ください。

タグ:マリーンドライブ

インド取材記、ムンバイ2日目・港からの日の出・朝焼けのタージマハルホテル・エレファンタ島の石窟寺院・マリーンドライブ・チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス 3月1日分。


7時前に起床、タクシーで港近くのインド門に向かう、20ルピー。
ちなみにムンバイ中心部はオートリクシャー乗り入れ禁止でタクシーのみ。

インド門前の港の日の出を撮影、インド門と周辺は修理中で絵にならないので撮影せず。
朝焼けに染まるタージマハルホテルが何とも言えず綺麗だったが、鳩が多すぎて撮りにくい。

港からの日の出。

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朝焼けに染まるタージマハルホテル。

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インド門前の広場では、国際的なボートレースの開会セレモニーみたいのが行われていた。
目覚めのチャイを一杯、5ルピー。

近くのホテルのオープンレストランで朝食、180ルピー。
インドはほこりっぽいせいか、屋上以外でオープンになっている所はめずらしい。

9時の始発の便で、エレファンタ島行きの船に乗る、往復120ルピー。
船が出てすぐに、インド門とタージマハルホテルを合わせたアングルが撮れるのだが、
あいにくの修理中でなんとも残念。

10時にエレファンタ島に到着、入島税5ルピー。
桟橋から坂の登り口までミニ鉄道(5ルピー)もあるが、たいした距離じゃないので歩く。
坂の両側には土産物屋がびっしり、坂は結構きつい。

10時20分に岩山の頂上にある石窟寺院に到着、250ルピー、ドル払いはだめと言われた。
寺院内の壁は、シヴァやヒンドゥーの神々の彫刻で埋められていて見事、
世界遺産にも登録されている、寺院内は、ストロボ使用可。
一番のみどころは、シヴァの三面上半身像、高さは6mほどあり、とても大きいのが特徴。

エレファンタ島の石窟寺院。

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ただし見どころは少ないので、あまり時間はかからず、11時に港に戻る。
体調不良でふらふら、土産物屋を覗く気力なし。
帰りの船は11時半過ぎに出発、1時前に港に戻る。

その後、タクシーで丘の上のカムラネルー公園に向かう、70ルピー。
ここからマリーンドライブが見えるが、いまひとつの感じ。
向かいのフェローズシャーメタ公園(ハンギングガーデン)では、植木が動物の形に刈り込まれている。

カムラネルー公園から見た、マリーンドライブ。

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その後ブリーチキャンドルエリアなどを撮影、
この辺りはムンバイセレブの暮らしが見られるエリアだというが、どうもいまひとつピンとこない。
高級マンションもショップも日本のと比べれば、殺風景で何か貧相、
建物の中などは、きっとすごいのだろうが、街並や外観と言うと「う~ん」という感じだ。
ムンバイセレブのイメージを撮りたかったのだが、なかなかうまくいかない。

4時前にタクシーでホテルに戻る、63ルピー。
夕方の光でチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス(CST駅)を撮影する。
疲れたのでホテルで少し休憩、横になる、歩き疲れてくたくた。

夕方のチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス(CST駅)

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5時半前にタクシーで海沿いのマリーンドライブに向かう、50ルピー。
夕日に染まるマリーンドライブのビル群を撮影後歩いて戻り、夕食。

夕日に染まるマリーンドライブ。

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薄暮になる頃合いを見て三脚を持って駅前に移動、ライトアップされたCST駅を撮影する。
三脚を使って撮影していたら、すごく人が寄って来るかなと思っていたのだが、
目立ちにくいようにしていたこともあり、ほとんど無反応。

ライトアップされたチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス(CST駅)

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その後、ライトアップされたフローラの泉を撮影しホテルに戻る。

10時半就寝、夜はかなり咳ごむ、絶不調。

インド取材記、ムンバイ1日目・チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス・マリーンドライブ 2月29日目。


5時過ぎに起床、周りの客はほとんどいない。
列車スタッフがもうすぐムンバイに到着すると言って、
頼みもしないのにかってに荷物を運んで、チップを請求する。
なんでわずか3メートルくらいで払わなければ行けないのかと無視。

5時半、ムンバイCST駅到着、まだ真っ暗。
普段よく遅れるくせに、遅れて欲しい時に限って定時より早い到着。

元気なら、荷物を預けて日の出を撮りに港にでも歩いて行くのだが、
いかんせん風邪で絶不調、とりあえずどこかで横になりたい気分。
こんな早朝じゃ、ホテルもチェックインできるかどうかあやしいもの。
真っ暗な中の移動は危ないので、少し明るくなるまで、駅中の椅子に座って過ごす。
廻りにもたくさんのインド人が布にくるまり横になっている。

30分程でかなり明るくなる、日の出も近い。
掃除の邪魔になるので、横になっているインド人たちを警官が棒でこづいて起こして廻る。
騒動しくなってきたので、駅前の一番近いホテルに向かう。

シングルルームは三畳ほどの小さい部屋だが、税込み860ルピーはムンバイでは安いと思う。
ただし、通常12時チェックインなので、朝6時からだと半日分よけいにとられることになった。
しかも手持ちがドルしかなく、ルピーへの両替のレートはすごく悪い。
それでも横になれたらなんでもいいやっていうくらい、へとへと。
いつものことで、長々と宿帳記帳してやっと部屋へ、しばし瀑睡。

9時前に起き、風邪がいっこうによくならないので、病院に行くことにする。
ホテルで場所を聞くと、駅のすぐ近くとのこと。
出かける前に洗濯サービスをたのみ(131ルピー)、通勤風景を撮影しながら病院に向かう(プロ根性)

病院では、案内所で教えてもらい、受付で5ルピーを払い受付表をもらい、風邪などの専門の場所に並ぶ。
9時半過ぎに診察開始、医者は2人(後からもう1人)とアシスタント。
1時間半ほどでやっと診察終了、
旅行保険に入っているので必要書類が欲しいと言ってもいまひとつ要領を得ない。
別の窓口で薬をもらうが、どこでお金を払えばいいかわからず、
再び案内所に行って聞くと治療費は無料とのこと、
必要書類が欲しいと言っても要領を得なかったわけがわかった。

その後昼飯(156ルピー)を食べ、再びホテルに戻り、休息。

3時半頃に、光線がよくなったところでCST駅を撮影、西側が最も絵になる。
チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス(CST駅、旧ヴィクトリア・ターミナス)は、世界遺産にも指定されている。
国際空港も同じ名前で、インドを守った英雄の名前に由来する。

チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス(CST駅)

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その後、フローラの泉など市内を撮影して歩く。

さとうきびのジューススタンドと牛車。

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クリケットをする学生と時計塔。

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4時半過ぎに海沿いのマリーンドライブに到着、この辺りはそこそこ綺麗。
夕日を見に多くのカップルが佇んでいる。
ちょうど大統領が通るところで、厳重に警備されていた。

マリーンドライブ。

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マリーンドライブから見る夕日。

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7時前に夕食(117ルピー)をとり、
ホテルの周辺の屋台を見ていたら、おばさんがひったくりにあう、あっという間。
その後、シャワーを浴びて、10時くらいに就寝。

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