奈良県明日香村の細川の棚田と阪田から望む夕暮れ、高取町の高取城址の雪の下 6月16日分。

朝5時に起きると、梅雨入りしたと言うのに、いきなりの快晴。
前日の夜はまだ、朝は曇りと言っていたので、朝日は撮りに行かなかった。
ほんとに天気予報はあてにならない、梅雨の晴れ間は貴重なのに大後悔。
とはいえそうそうに準備を整え、撮影に出かける。
快晴の日は、依頼を受けている関西の観光名所の撮影に最適なのだ。

まずは、奈良県明日香村の細川へ、夕景の棚田の写真で有名な所。
日中撮影したことはなかったのだが、
明日香のイメージにぴったりなので、快晴青空で撮影する。
今日は夕日を期待して、早い人は昼過ぎから場所とりを始め、
夕方には、50名以上のカメラマンで賑わうことだろう。

明日香村の細川の棚田。

イメージ 1

続いて細川へ行く途中から分岐して、
畑へ続く高台の道路の途中から、明日香村全景を撮る。
位置的には阪田になる、ややうす雲が出てくる。

次に甘樫丘の駐車場へ、歩いて15分程で豊浦展望台に到着。
ここからも明日香村全景を撮る。

次に南下して高取町の高取城址に向かう。
登山口から、8分程で案内板のある分岐に突き当たる。
左に下り8分程で国見櫓の展望台に到着。
撮影後再び戻って、今度は高取城址の天守閣跡へ分岐からは5分程。
途中の石垣に綺麗な雪ノ下が咲いていた。

高取城址の石垣の雪ノ下。

イメージ 2

続いて御所市方面に向かう。
朝日撮影のポイント数ヶ所で、青空の風景を撮る。
しかし、ややうす雲が多いのでいまひとつの感じ。
大川杉周辺の水田は、かなり濁って水草がいっぱい浮いているので、
もう朝日の撮影は厳しい様子。

途中コンビニで昼飯を買い、再び明日香に戻る。
3時前には、細川にはすでに12台の車が停まっており、
すでにカメラマンの三脚の砲列。
天気のいい日の土日に、ここで撮影するのには、かなりの忍耐が必要だと思う。

最初からここで撮影する気はなかったので、様子だけ見てUターンし阪田へ。
3時前に阪田の展望ポイントに到着。
まだ誰もいなかったので、一番いい位置に三脚をセットする。
その後、車の中で昼飯をとり休憩。
ここは、陽があたる細川と違い日陰なので涼しい。

5時半頃から、次々にカメラマンが到着。
ぎりぎりに来た人も入れて8・9名くらいだろうか、ここは狭いのでもういっぱい。
最初はいい感じのうす雲が広がっていたのだが、
6時をまわるとどんどんと雲が厚くなってきた、少し彩雲が見える。

7時10分日没、二上山の少し右手の所、ほとんど染まらなかった。
数名が帰路に着くが、小焼けを期待して6名が残る。

20分過ぎくらいから雲が焼けてくる、見る見る間に真っ赤に染まる。
水田も赤く染まり、一同大興奮、
「今日はええわ、来てよかった、ついてるわ」と連発。
ピークは10分程、大満足で7時40分帰路に着く。
分岐では、細川からもかなりの車が帰って行った。

明日香村の阪田から望む夕暮れ。

イメージ 3

6月5日の火曜日もかなり焼けたそうで、
その時は細川には、6名しかいなかったそうだが、
今日は、かなりの人が収穫があったのではないだろうか。

同じ明日香村小原で撮影されていたmametora2001さんのブログへのリンク
http://www.doblog.com/weblog/myblog/41528
6月5日の火曜日の夕焼けも撮影されています。