風景写真家・西川貴之の気まぐれブログ

絶景を愛する風景写真家・西川貴之のブログです。絶景本への写真掲載、カメラ雑誌への寄稿多数。2007年冬季から現在までの撮影取材記をアップしています。撮影に役立つ情報満載ですので、ぜひご覧ください。

タグ:雪景色

京都府京都市の嵐山・嵯峨野の雪景色 2月21日分。

再び寒波到来。
今年の京都市の積雪量は例年の倍以上とか。
奈良盆地は未だに一度もまともに積もってないけど。

朝4時48分に斑鳩の自宅を出発。
5時15分に京奈和道の木津ICから高速へ。
5時45分に上鳥羽ICから出て京都市内へ。
ここまで雪の痕跡はなし。

高速を降りると、路肩の木々に薄っすら程度に積もっていた。
道路の雪はなし。

北上して9号線辺りから、雪がちらつく。
6時に二条城の北から左折して嵐山・嵯峨野方面へ向かう。

6時14分に嵯峨野のコンビニで小休止。
途中から道路上の雪が増える。
6時23分に、桂川北側の駐車場へ、1日600円。

ちなみに桂川(大堰川)の北側は嵯峨野(嵯峨)なのだが、
南側の嵐山の名前が北側にも浸透してるので、
嵐山という名称使ってます。近くの駅名も嵐山だしね。

渡月橋周辺の雪は3センチくらいかな。
朝4時半ごろに見た7時ごろの積雪予報では7センチくらいだったんだけど。
関西ではすぐに溶けるから、正確な予報は難しいと思う。
渡月橋の下流の一部が工事中。

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嵐山公園(亀山公園)には梅が咲いていた。

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嵐山公園を抜けて、歩いて北上。

嵯峨野の竹林の積雪は少なく、節にはほんの少しだけ、
歩道にも雪はなく、カメラマンもいない。

小倉池。

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御法堂弁財天。紅葉の穴場だが雪景色もきれい。

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嵯峨鳥居本の街並み。一時すごく吹雪いてきた。

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8時ごろに奥嵯峨の愛宕念仏寺へ。
朝8時から開いているのが嬉しい。入山300円。
写真撮り始めようとしたら、後から来た女性がすぐ目の前で長々と撮影を始める。
撮影終わるまで待ってたけど、全然周り見えてない。

たまに薄日が差してくる。

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嵯峨鳥居本の茶屋の雪景色もいいなと思ってたのだが、
鳥居の下には軽トラが止まってるし、樹々の下にある茅葺屋根の雪は少なめ。
想像していたイメージとは違い、今一つの感じで撮影せず。

9時ごろに、あだしの念仏寺へ移動。
朝9時から、入山500円。

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奥の竹林の雪は少なめ。

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最後に、祇王寺へ。入山300円。
どんどん木々の雪が落ちてくる。

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二尊院や常寂光寺も撮りたかったが、
薄日もさして9時半ごろにはもう木々の雪もかなり落ちていて厳しい感じ。
祇王寺は日陰が多いので、結構残っていたが、
日当たりの良い場所は9時開門だとかなり厳しいと思う。

10時20分ごろに駐車場に戻り帰路に着く。
途中、昼食をとり、1時半ごろに帰宅。

今日の走行距離は135キロ。


奈良県下北山村の不動七重の滝の雪景色 2月18日分。

再び寒波到来。
最初京都方面行くつもりだったが、
積雪予報直前になると、どんどん少なくなってきたので、変更。
先日外した不動七重の滝へ再チャレンジ。
1日前で11センチ、朝4時で7センチ予報。
先日は3センチ予報だったので、今日はいけそうな感じ。

朝4時20分に斑鳩の自宅を出発。
5時20分に吉野のコンビニで小休止。雪がパラパラ。
この辺りから、路肩に雪が見えてくる。
次第に雪道に変わる。
6時12分、大台ケ原分岐通過。
今日は降雪はなし。車は全然停まってなかった。
白滝の集落を過ぎると、道路の雪はすっかりなくなる。

6時50分、不動七重の滝の分岐。
国道沿いは雪もないし、樹々の着雪もほぼなし。
またしても外したかなと思いつつも、滝に向かう。
車が走った痕跡はなし。
林道はところどころアスファルトも見えるが、
上に行くに従い先日よりもやや雪が多く、2~5センチの雪。

7時12分に展望所。
途中は樹々に全く雪がない場所もあったが、滝の周囲は結構雪が多い。
なかなかの絶景。再チャレンジ成功。

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ここからは北向きに滝を見る感じ。
7時50分ごろには上部に日が差してくる。
太陽が当たると白飛びするし、コントラストに差が出すぎるので、
ほどなく撮影終了。

8時15分に出て、10時に吉野山に寄り道。
昨日は通常の倍の6センチ積もったらしい。
蔵王堂周辺の工事がなかったら、行ったんだけど。
今年の春もパスかな。

今日はもうだめなのはわかってたけど、帰り道なので、
参考までに、朝積もった雪が、どの程度樹々に残っているか観察。

帰り、食事して1時過ぎに帰宅。
今日の走行距離は217キロ。

三重県名張市の赤目四十八滝の雪景色 2月14日分。

再び寒波到来。前日のウェザーニュースの予報で赤目四十八滝の奥の方では、
8~10㎝の積雪があるとのことだったので、再訪。

https://www.akame48taki.com/
https://www.akame48taki.com/guidemap/

朝5時20分に斑鳩の自宅を出発。下道を走る。
長谷寺付近には雪の気配はなかったが、国道165号線の榛原辺りから雪景色。
道路上には雪はないが、周辺かなり積もってる感じ。

6時30分に県道567号線に入り、分岐で県道784号線へ。
この辺りから樹々の下はアスファルトが見えているが、
それ以外は大体5センチ以上の積雪。

日の出時間は6時40分ごろで、太陽は出ていないが、もう明るくなってきた。

6時50分に出合の駐車場。数台駐車可。トイレ・自販機はない。
かなり轍があったので、他にもカメラマンが来ているのかと思ったが、先客はなし。

6時56分に歩き出す。
足元はチェーンスパイク。ストックも使う。
カメラ1台、レンズ2本に三脚。

遊歩道は大体5センチくらいの積雪。
樹々の下は雪のないところも多いが、雪の多いところは10センチくらいある。

7時半に琵琶滝に到着。なかなかいい感じ。
赤目四十八滝の雪景色は、デジタルになってからは初めて。

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30分ほど撮影して、荷担滝(にないたき)へ。5分ほど。

_S9A5797

荷担滝からUターン。途中撮影しながら戻る。

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9時40分ごろに駐車場に戻る。結局、誰も来なかった。

県道784号線を戻り、途中の道沿いにある池で少し撮影。

_S9A5927

10時10分ごろに、赤目四十八滝のサンショウウオセンターのある方へ。
駐車場500円セルフ。赤目四十八滝入山500円。
こちらの方は、9時からのオープンで、朝早くは入れない。

赤目四十八滝入り口付近にトイレはない。
トイレはかなり手前のバス停付近と、渓谷内の千手滝の手前にある。

冬場はほとんどの土産物屋も閉まっていて、自販機のみ。
コンビニは国道165号線沿いにあるのみ。

出合からずっと歩くと時間がかかるので、
こちらの方に回ったのだが、やはり標高が低い分、雪が少ない。
赤目五爆の残り3つの雪景色を撮りたかったのだが、
不動滝も千手滝も、ほとんど雪なし。
川沿いの岩には雪が積もっているのだが、樹々の雪がないと寂しい感じ。

布曳滝はわずかに岩に雪の気配があったので、少しだけ撮影。

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県道沿い走った時、下の方は朝早い時点で木々の雪はなかったので、
9時過ぎに入っても下の方の木々の雪はなかったと思う。

雪もかなり融けてきたので、布曳滝からUターン。

11時過ぎに駐車場に戻り、帰路に着いた。

今日の走行距離は113キロほど。






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写真家が教える・おすすめ被写体&撮影場所 
~写真家 西川貴之・奈良(冬)編~ 
がアップされました。
ご覧いただけると嬉しいです。
いいね!をいただけるとさらに感動です。
どうかよろしくお願いします。
奈良公園の雪景色・高見山の霧氷・御船の滝の氷瀑の3本立てです。
https://www.youtube.com/watch?v=rnr1GfbOviw

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奈良県東吉野村の高見山の霧氷 1月22日分。

朝3時起き、斑鳩の自宅を15分に出発。
下道を走り、4時半に高見山の登山口でトイレ休憩。
トイレはライトがついていないので、わかりにくい。
少し手前から路肩に薄っすらと雪の跡。

さらに走り、国道166号線の高見トンネルの手前から旧道に入る。
旧道は雪道だが、所々アスファルトも見える感じ。
ハイブリッド車に変えて、4WDから2WDになったので、
少し心配してたのだが、そんなに急坂はないので、
スタッドレスで問題なく登れた。

山側には溝があるので、注意。
雪で隠れていて見えないことがあり、対向車が来たときに、たまにはまる人がいる。

4時50分頃に高見峠の駐車場に到着。
好天予報の土曜日とあって、満車になってないか心配したが、
先客4台ほどで、まだがらがら。すぐ後に三重県側から2台来た。

雪が多くなければ、車は25台くらいは停めれる。トイレもある。
ただ雪が多い時は、停めれる場所はかなり狭くなるので、注意。
駐車場所確保のため、いつも車内には大きなスコップを完備している。

ちなみに駐車場は三重県側にあるので、登山届は三重県に提出することになる。
登山届は登山届ポストにある2次元コードをスキャンして、電子届で出した。

5時10分頃には登り始める人がいたが、寒いし日の出は7時前なので、
朝食後の6時から登山開始。
大峠から山頂までのコースタイムは上り50分、下り30分。
高見登山口からだと上り2時間30分ほどなので、半分もかからずに山頂まで行ける。

服は完全冬装備。インナーからハードシェルまで上5枚、下3枚。
足元は6本爪のアイゼン。(←チェーンスパイクの人も多い)
カメラ1台にレンズ2本と三脚。

鳥居をくぐり、階段を登っていく。
急坂が続くので、デスクワークでなまった体にはきつい。
15分ほどでベンチのあるところ。
東の空の朝焼けが始まる、雲がなく期待大。
さらに少し上のところも展望はあるが、この辺りは霧氷はなかった。

急坂が続き、45分で一気に展望が開けるが、上の方は雲の中。
途中、雲で朝日が見えないと帰る人にすれ違う。
こんなところまできて、日の出前に帰るなんてなんとももったいない。

50分に山頂に到着。ほぼコースタイム通り。
高見山は三重県との県境にあるが、山頂は奈良県側にある。
標高は1248m。日本300名山の1つ。

雲海で朝日はしばらく見えなかったが、雲が染まるので十二分に美しい。
三脚持ってきたけど、風が強く被写体ブレするので、
感度を上げて早いシャッター速度で撮るしかなく、三脚重たかっただけ。

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綺麗な日の出は見れなかったが、これはこれで美しいので大満足。

ただ山頂は凄く寒い。展望台の下にある避難小屋の温度計は-8度を差しており、
稜線上は風が強いので、体感温度はー15度以上あるかも。
天気予報やGPVの雲の動きからは、青空が見えてくるのは確実なのだが、
寒いからと朝早くから来ていた人は、青空を見ずにほとんど帰ってしまった。

自分も避難小屋がなかったら耐えられなかったかも。
避難小屋といってもドアもない10畳ほどのベンチだけのスペースなのだが、
風が直射しないだけ助かる。

風下にできるエビのしっぽ。10㎝くらいはあった。

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9時過ぎから少しずつ青空が見えてくる。

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9時半ごろには風が弱くなり、ずいぶん暖かくなる。
10時ごろにはかなり青空が広がってきた。

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10時48分頃から、下山開始。
途中の風景は霧氷というより、溶け始めた雪の感じなので、スルー。
11時08分にベンチのあるところ。
11時20分に駐車場に戻る。
最後の最後によそ見をしていて、入口の鳥居で頭を強打。
鳥居低すぎ、要注意。

かなり暖かくなったと思ったら、10度くらいあった。
駐車場には車が17台ほど。まだ余裕あり。

11時35分に帰路に着く。
47分に国道166号線に入る。
50分、高見登山口付近の路肩には40台くらい停まっていた。
(高見登山口付近に駐車場はない。)
バスで来る人もいるし、たかすみ温泉の登山口からも来れるので、
昼頃にはすごく賑わっていることだろう。

途中昼飯休憩25分ほど。1時45分頃に帰宅。
走行距離は120キロほど。

当日はなんともなかったが、翌日筋肉痛。


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