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旅が好きで、旅をしながらできる職業として写真家を志し、
いつのまにか、なんとか写真家になれたのだが、
よくされる質問に「1番好きな国は?」というのがある。

自然が好きなので、アメリカやオーストラリアによく出かけるし、
ヨーロッパの歴史ある街並みも好きだし、
アジアの混沌としてエネルギーあふれる雑踏も捨てがたいし、
旅が好きな人間は、結局どれか1つに決められはしないのだ。

しかしながら「1番好きな街は?」と聞かれれば、
間違いなくベネチアと答える。

イタリアのアドレア海の真珠と讃えられるベネチア、
(正確にはヴェネツィア 英語ではベニスと言われる)
早朝の霧に包まれたサンマルコ広場や、ベネチアのカーニバルの喧噪、
冷たいながらさわやかな風に吹かれて、
夜明けのカナル・グランデ(大運河)をヴァボレット(水上路線バス)に乗って、
訪れた時の記憶が今でも鮮明に思い出される。

美しい街や忘れられない思い出が詰まった街はいっぱいあるものの、
心から愛した街は、ベネチアしかない。

ベネチアは何もかもが素晴らしすぎて、
永遠に自分の中で1番好きな街であり続けると思う。
写真はサンマルコ広場近くから見た冬の夕暮れのカナル・グランデと
サンタマリア・デッラサルーテ聖堂です。