イタリア取材記その15、チンクエテッレ2日目。

西はフランス国境から東はトスカーナ地方まで、
地中海に弧を描くように広がるリヴィエラ海岸。
その西側にあるチンクエテッレは、5つの漁村の総称で、
さらに西側のポルト・ヴェネーレとともに世界遺産に指定されている。

朝7時起き、7時半出発、天気は快晴。
歩いてポルト・ヴェネーレ行きのバス停へ。

8時過ぎバスに乗る、1.5ユーロ。
途中、車窓から見るヨットハーバーはとても綺麗。

8時半過ぎにポルト・ヴェネーレに到着。イタリア語で「女神の港」の意味。
リグーリア海で最もロマンティックな場所として知られ、バイロンが愛した地でもある。

早い時間は配送のトラックが邪魔になるので、時間つぶし。
朝食後、高台の城まで散歩。緩やかな道が続きすぐに到着、眺めもよい。
しかし、メインはやはりカラフルな港の風景。
全体に東向きで、朝の光線がお勧め、配送が終わるのは10時くらい。

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バス乗り場の地下にスーパーあり。
帰りのバスのチケットは自販機で買うが、1.45ユーロ、なぜ安い?
港付近は一方通行なので、帰りのバスのルートは少し変わる。

11時半にラ・スペツィアに戻り、駅へ。
インフォメーションで、
チンクエテッレの鉄道・バス乗り放題、「愛の小道」が入場無料になる、
チンクエテッレカードを購入、8.5ユーロ。
昼食後、12時発の列車でリオ・マッジョーレへ向かう。
10分ほどでリオ・マッジョーレ駅に到着、「愛の小道」の入り口は駅を出てすぐ。
反対側のトンネルを抜けて港へ、歩いて10分ほど。
午後の光線がおすすめ、17mm以上の広角レンズが必要。

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駅に戻り、1時半から「愛の小道 Via dell'Amore 」へ。
海岸沿いを歩く道で、観光客がいっぱい。

ここからマナローラまでは、サンダルでも大丈夫な舗装路。
日差しはきついが、半分トンネルの部分もあり、苦にならない。
半分トンネルになっているところに有名なモニュメントがある。
入り口付近には水場があり、マナローラ駅の手前にはカフェもある。
トイレは各駅に無料のものがある。

20分ほどで、マナローラ駅に到着。
さらにトンネルを抜けると街に出る。
港からさらに「愛の小道 Via dell'Amore 」が続いているが、
しばらくは自由に歩ける道、ゲートはかなり先にある。
ここ辺からは野道が続いている。
天気がよく暑くてへとへと。

2時40分に、コルニーリア駅に到着。
3時過ぎ、ミニバスに乗り、高台にあるコルニーリアの街に向かう。
バスは30分~40分に1本くらい、
片道1.5ユーロ、往復2.5ユーロ、チンクエテッレカードがあれば無料。
クーラーがないので暑い。

5分くらいで街に到着。
午後遅くの光線がいいと思う、少し早すぎた。

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帰り、「ハローキティ」のピンクのバックを持ってる、
ごっつい黒人男性発見、似合わねぇ~。
また、首に「愛人」の刺青の女性も、中国語では恋人の意味もあるが、
はたして意味をわかっていれているのだろうか。

「愛の小道 Via dell'Amore 」はまだまだ続くが、
コルニーリアは山道なので、あとは列車で移動することにした。

4時に駅に戻り、今度は2駅向こうのモンテロッソ・アル・マーレへ。
それぞれの街は、鉄道で5~10分程度。

4時半にモンテロッソ・アル・マーレに到着、
目の前が広いビーチで、チンクエテッレで一番賑わっている所。

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街へはトンネルを抜けていくが、街の景観はいまひとつ。
ここにもビーチがある。漁船がおもしろい。

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6時過ぎに、最後の街ヴェルナッツァ到着。
ここが、駅から街まで一番近い。
展望ポイントを探して歩いたが、勘違いで違う方向に行ってしまう、骨折り損。

6時40分に街に戻り、再び展望ポイントを探してついに発見。
インターネットポイント横を曲がり、
道なりに教会横を抜けて「愛の小道」を進むと展望ポイント、歩いて6分。
この街くらいまでくると「愛の小道」を歩く観光客もほとんどいない、
案内もなくわかりにくいのが残念。

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7時40分、再びマナローラに移動。途中検札があった。
歩いて10分ほどで「愛の小道」に少し入った所にある展望ポイント。

太陽が薄雲にかくれ、夕照はいまひとつ。
8時頃少しだけ夕日が射してくれた。

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夕照がはずれたので移動、ヴェルナッツァに戻る。
8時40分頃、展望ポイントに到着。
こちらも太陽がすでに夕照はなし、遅すぎた。
つばめが飛び交い撮りにくい。
三脚がないので、夜景は撮影せず。

駅に戻るが、列車は20分遅れで本数も少なくかなり待つ。
11時過ぎにラ・スペツィアの宿に戻る。
11時半就寝。