ひさしぶりに大阪へ行って来た。
デジタルが主流になり、フィルムカメラを使わなくなってかなりになるが、
フィルム兼機材倉庫の一角を占拠する使わない数多くのカメラやレンズ、
カメラバックや三脚などを処分する為。
ずっと前からどうかしなくてはと思っていたものの、忙しさにかまけて先送りにしてきた。

買った時は合計300万円以上したと思うが、ほったらかしにしてたので、
価値はかなり下がってしまった。まぁ自分のせいなのでしかたがない。

フィルムは独特の味があり、ライトボックスで見る時の感動は特別だが、
データが必須の時代、趣味ならともかく仕事となると、
フィルム、現像、スキャンのコストと確認や作業などの時間の優位性、保存スペースの問題で、
デジタル以外の選択はかなりきついと思う。

コストに関しては、デジタルも何かとかかるが、
時間の優位性と保存スペースの問題は大きいのだ。

現に壁一面を埋める数十万点のフィルムの存在は、悩みの種。
プロラボで、ドラムスキャン(業務用のスキャナー)を担当していたときに、
500枚くらいはドラムスキャンでデジタル化、
フィルムスキャナーでも同じくらいデジタル化したのだが、
現在のデジタルの撮影量も多いので、アナログの方はなかなか進まない。

ベストオブベストのみ、なんとか1万点くらいに絞り込んで、デジタル化したいが、
コストも時間もかなりかかるし、いったいいつになることか、悩ましい問題である。