中欧取材記その55、7月23日分、ポーランド。
今回初めて、夜行寝台でむかえる朝。
天気は快晴。
列車の揺れは、あまり気にならなかったが、暑くてよく眠れず。
8時過ぎに、車掌がパンとティーを持ってくる。
同室のオーストラリア人はECCで働いているそうで、日本語が堪能。
日本にも滞在したことがあり、現在は香港でくらしているとのこと。
30分前に車掌が到着予定を告げに来る。
8時40分にポーランドのクラクフに到着。
宿にチェックインして、市街散策。
クラクフ歴史地区は、世界遺産に登録されている。
中央広場の織物会館。
旧市庁舎の塔。
聖マリア教会。
観光馬車。
バルバカンとフロリアンスカ門。
1時にオシフィエンチムにあるアウシュヴィッツ博物館に向かう。
途中から急激に曇ってきて、小雨も降ってきた。
2時20分に到着。
アウシュヴィッツ・ビルケナウ ナチス・ドイツの強制絶滅収容所は、
世界遺産に登録されている。
あまりにもの惨さに、館内ではみんな言葉を失っていた。
無料バスでビルケナウに移動、5分ほど。
ビルケナウは、アウシュヴィッツよりさらに大きな収容所。
死の門へと続く引込み線。
証拠隠滅の為、破壊された焼却炉。
7時のバスで帰る。
8時20分にクラクフに戻る。