風景写真家・西川貴之の気まぐれブログ

絶景を愛する風景写真家・西川貴之のブログです。絶景本への写真掲載、カメラ雑誌への寄稿多数。2007年冬季から現在までの撮影取材記をアップしています。撮影に役立つ情報満載ですので、ぜひご覧ください。

カテゴリ: 2016 春取材記

三重県大台町の大杉谷トレッキング 七ツ釜滝・堂倉の滝・石楠花など 5月15日分。

先週土日に前からずっと行きたかった大杉谷に行ってきた。

大杉谷は日本3大秘境の1つ。
台風で登山道が崩落したため、
一昨年の春まで大台ヶ原と大杉谷の通り抜けはできなかった。


5月15日

朝5時起き。
昨日は8時就寝なので、ほとんどの人が5時ごろには起きだしていた。

朝食6時予定だったが、5時半からとれるようになったので、
5時半に朝食、七ツ釜滝を撮りたかったので、
ガイドさんにことわって、5時40分に一足先に出発。
途中、朝に七ツ釜滝を見に行っていた人にすれ違う。

6時に七ツ釜滝に到着、日本百名瀑の1つ。
山小屋からは20分ほどと近い。

大きな東屋がある。
手前の白い花は終盤、残念。山裾には霧が漂っていた。
三脚使用はこの時のみ。

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撮影中、30人以上いろんなツアーの人とかが通り過ぎていった、みんな早い。

7時20分頃、モンベルツアーの人たちが到着して合流。
10分ほど小休止。
山小屋を7時前に出発したみたい。

うっかり山小屋で出る昼飯の弁当のことを忘れていたのだが、
ガイドの人が持ってきてくれた、感謝。

8時ごろに崩落地点手前で休憩。

奥が崩落地点。
雨の多いところだけに、霧状に時折ぱらぱら。

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8時20分に出発。崩落地点を越えていく、自然のパワーはすごい。
人の大きさを超える巨岩がごろごろ。

光滝。

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8時50分に休憩。9時に出発。

9時20分に、隠れ滝の横を通過。

10時に堂倉の滝に到着。吊り橋の横にある、10分ほど小休止。

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堂倉の滝からは、鎖場は少なくなり、森の中の上りが続く。
次第に晴れてくる。

11時半過ぎに林道に出る。
すぐに粟谷小屋(あわたにごや)に到着、ここで昼食。
近くに湧き水が出るところがある。トイレは共同で1つだけ。

12時半過ぎに出発。

ここからは、登山道沿いの石楠花が増えてくる。
昨年は少なかったそうだが、今年はそこそこ咲いている。

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2時15分にシャクナゲ平に到着。
森の中、平坦な道と上りが交互に続く。

3時過ぎに大台ケ原の日出ヶ岳山頂(1695m)に到着。
日本100名山の1つ。
晴れているものの山は雲海でよく見えず。

日出ヶ岳山頂は、数十回は来てるが、下から登ってきたのは初めて。

みんなで記念写真。来年のモンベルツアーの写真にのるかも。

3時半過ぎに下山、駐車場へ。
4時10分過ぎに山頂の駐車場へ到着。

4時40分ごろに迎えのマイクロバスで出発。

休憩なしで近鉄の下市駅へ向かう。
6時10分に近鉄の下市駅到着。ほとんどの人とお別れ。

6時半にモンベル五条店に到着。
車に乗り換え、7時半過ぎに自宅に到着。

2日間歩き通しで、疲れました。

いつもは個人で動くのだけど、たまにツアーに参加するのもいいものです。
充分とはいえないものの、撮影時間もとってくれるし。
大台ヶ原と大杉谷の通り抜けは個人ではアクセス不便でたいへんだし。

大杉谷、さすがに日本3大秘境といわれるだけにすごかったです。
おすすめします。


三重県大台町の大杉谷トレッキング 地獄谷・千尋の滝・シシ渕など 5月14日分。

先週土日に前からずっと行きたかった大杉谷に行ってきた。

大杉谷は日本3大秘境の1つ。
台風で登山道が崩落したため、
一昨年の春まで大台ヶ原と大杉谷の通り抜けはできなかった。



アクセスが悪く、個人では行きにくいので、モンベルツアーに参加。


モンベルツアーの秘境 大台ヶ原 大杉谷トレッキング は、年4回。
会員料金で35500円。
今回参加は、20名ほど。社員さんのガイドは、3人。
マイクロバスは、外部委託みたい。

個人で、電車・バス・乗り合いタクシー・山小屋手配しても2万数千円かかるし、
バスの時間早いので、通り抜けはツアー参加がいいかも。

今回1日目6キロ、2日目10キロほど歩くので、軽量化。
カメラは、ミラーレス1眼のソニーa6000を使用。
三脚はBENROのフラット、カメラバックはバンガードのリュック。
雨具や着替えなどで8キロに水900ML。

5月14日も朝8時にモンベル五条店へ。車は五条店に駐車できる。
8時過ぎに出発、この時点では6人ほど。
8時20分に近鉄下市駅、残りの参加者をひらう。8時35分発。

9時10分に、大宇陀の道の駅で休憩、コンビニもある。9時30分発。
国道166号線を走り、高見トンネルを抜ける。
国道422号線に入り、三重県宮川村へ。
11時に休憩、11時15分発。

宮川貯水池沿いを走る。最終のバス停付近に食堂あり。
個人だと、予約のタクシーでしか登山口近くまでいけない。

12時半ごろに、登山口の手前1キロの駐車場に到着。
駐車スペースはほとんどなく、
マイクロバスは、苦労してUターンしていた。

準備運動・自己紹介などをして、12時45分に登山開始。
下見の時にヒルがいたそうで、ヒル除けのスプレーをかけてくれたが、
ヒルには遭遇せず。

12時55分に登山口通過。
いきなり鎖場連続、落ちたらたぶん死ぬ。雨の日は歩きたくない道。
去年の秋のモンベルツアーは雨で中止になったらしいが、
その日に大杉谷で死者の出る事故があったらしい、無理は禁物。

いい天気だが、登山道日陰なので快適。

1時25分に地獄谷に到着。河原で各自持参の昼食。
河原に降りれる所は、少ないので地獄谷で昼食というのが定番らしい。

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1時50分に出発。

3時15分に千尋の滝の展望台、東屋があるが狭い。
15分ほど休憩。

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4時半前にシシ渕に到着。
大きな石だらけの河原に出ることができる。奥に見えるのはニコニコ滝。

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5時前に、ニコニコ滝の展望台、東屋あり。

途中、吊り橋も多い。何回渡ったことやら。

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6時10分にやっと桃の木山の家に到着。
今日は90名ほどと、かなり混んでいたが、300名以上泊まれるらしい。

中国人のグループも来ていて、びっくり。
こんな秘境にまで来るんだ、

夕食が7時からということで、先にお風呂へ。
男女別で洗い場に2人、中に2人くらいと狭いが、
風呂のある山小屋は少なく、汗を流せるだけ助かる。
せっけんや歯磨き粉などは禁止。

トイレは男女共同、水洗。

水道水は飲用可。

夕食はカレーだったが、メニューは日によりいろいろ変わると思う。
グループごとに時間をずらしてとるようにしている。

山小屋では、風呂もトイレも食事も常に行列。

8時に就寝、男女別の相部屋。布団があるので快適。

うっかりライトを忘れて、夜トイレにいくのに苦労した。
隣の人のいびきがうるさかったが、耳栓持参してたので助かる。


徳島県三次市の祖谷渓の藤・小便小僧・大歩危のこいのぼり 5月07日分。

天気は高くもり、日差しあり。

朝から再び徳島県三次市の祖谷渓(いやけい)へ。

藤の花が見ごろ後半。

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小便小僧。

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大歩危の「まんなか」の鯉のぼり。
川下りの発着場にもなっている。

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1時40分過ぎに徳島道の井川池田ICから高速へ。

2時40分に鳴門JCT、淡路島南PAで40分休憩。

4時15分、兵庫県に入り、第二神明・阪神高速・西名阪経由で、
5時40分ごろ、法隆寺ICから出て帰宅。

総走行距離3367キロ。ちょっとあちこち廻りすぎた感じ。

中国・四国地方の初夏の取材記は、今回で終了です。

ありがとうございました。






高知県大豊町の大杉と龍王の滝、香美市の轟の滝、徳島県三次市の祖谷のかずら橋・奥祖谷の二重かずら橋・祖谷渓・小便小僧 5月06日分。

天気はくもり、のち小雨。

高知県大豊町の「道の駅大杉」の近くにある日本最大の大杉。
石楠花は半散り。

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徳島県三次市の祖谷のかずら橋。

駐車場510円・300円・トイレなど完備。
となりの見学用の橋から撮影。
手前の藤の花は終盤。


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橋を渡るには別に550円必要。

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すぐ近くに滝もある。

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奥祖谷の二重かずら橋。
駐車場・トイレなど完備。
橋を渡るには550円必要。谷にあるので道からは見えない。

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祖谷渓。ひの字渓谷。川の形がひの字に似ている。

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小便小僧。

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高知県大豊町の龍王の滝。日本百名瀑。
駐車場・トイレなど完備。
駐車場から10分ほど。特徴的な苔むした倒木はもうない。

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高知県香美市の轟(ととろ)の滝。日本百名瀑。
駐車場・トイレなど完備。
駐車場から3分ほどで展望台。谷に降りることもできるが行かなかった。

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夜は、香南市の民宿泊。

愛媛県大洲市の大洲城と冨士山、宇和島市の滑床渓谷の雪輪の滝、高知県の四万十市の四万十川の沈下橋 5月05日分。

天気は快晴、しだいに雲が増える。

愛媛県大洲市の大洲城。

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冨士山からの眺め。躑躅は終盤、残念。

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松山自動車道で愛媛県の宇和島市に移動。
市内を見てから、滑床渓谷に移動。
駐車場・トイレ・食堂など完備。
日本百名瀑の雪輪の滝まで25分ほど。



雪輪の滝。流れが特徴的。

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その後、高知県の四万十市に移動。

四万十川の沈下橋。


午後早いうちは日差しがあったが、次第に曇ってしまった、残念。

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夕方、高知市方面に移動、途中渋滞。

夜は道の駅で車中泊。

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