風景写真家・西川貴之の気まぐれブログ

絶景を愛する風景写真家・西川貴之のブログです。絶景本への写真掲載、カメラ雑誌への寄稿多数。2007年冬季から現在までの撮影取材記をアップしています。撮影に役立つ情報満載ですので、ぜひご覧ください。

カテゴリ: 2024 夏取材記

大阪府池田市の がんがら火祭り 8月24日分2-2。

新町だんじり祭りを見た後、がんがら火祭りの大松明のスタート地点へ移動。
かなり近いので、すぐ到着。その後、少しロケハン。
がんがら火祭りに来るのは28年ぶり。

大阪府池田市で毎年8月24日に開催されるがんがら火祭りは、愛宕神社を中心に古くから続く伝統行事で、火の神様を祀ることで火難厄除けや家内安全を願うものです。
松明一本の重さは100kg、長さ4mもあり、大松明を持った若者たちが、火の粉を散らしながら町を練り歩きます。
https://www.city.ikeda.osaka.jp/soshiki/siminseikatsu/citypro/event/14221.html

知っている人は少ないかもしれないが、大阪にも大文字があって、
がんがら火祭りの開始の7時半に、五月山で大一文字と大文字が点火される。
大松明のスタートも7時半から。前後2組ある。
昔来た時は古い町並みもそこそこ残っていたが、今はほとんどなくなってしまった。
電柱電線も多く、現代的な町並み背景だと、いまいち風情がない。
それに火祭りで危険だから、仕方がないのかもしれないが、
警察、消防、警備員が大松明の周囲を囲んでいて、写真撮りにくくて仕方がない。
適度に離れてくれるといいのだが、残念。

またかなり暗いので、高感度撮影だが、シャープに撮ろうと思えば、ストロボも必須。
不自然にならないように試行錯誤で、かなり激難な撮影。

子供たちの松明行列の後、大松明がやってくる。

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駅前の歩道橋から撮れるかなと思ったら、通行禁止、やっぱりね。

9時頃に市役所前へ。ここで20分ほど休憩。
祭りは10時まで続くが、そこそこ撮れたので帰路に着く。

40分前に駅へ。各停に乗り10時10分ごろに梅田駅へ。
28分のJR大阪駅から快速に乗り、11時13分ごろに法隆寺駅へ。
11時半ごろに帰宅、今日はいっぱい歩いて疲れた。

大阪府池田市の新町だんじり祭り 8月24日分2-1。

天気は晴れ雲あり。

午後2時半ごろにJRで大阪へ向かう。
午後から大阪で、ニコン、フジ、キャノン、ソニーと写真展巡り。
大体月2回ペースで大阪で写真展巡りしてる。

5時ごろに阪急梅田駅へ。5時20分過ぎには池田駅に到着。

当初、がんがら火祭りのみで予定していなかったのだが、駅にあった広告で、
近くの伊居太(いけだ)神社で、午後6時からとタイミングよく、
新町だんじり祭りの八十八段石段駆け昇り宮入りが行われるということを知ったので、行ってみた。
例年は第4土曜日開催で、24日固定のがんがら火祭りとは、日程がずれるみたいだが、
今年はたまたま同日開催になったみたい。

https://www.facebook.com/ikedashinmachi/?locale=ja_JP

駅から歩いて神社に向かう。
着いて少し後にだんじりがやって来た。地元のカメラマンが数名。
けっこう階段急だし、大変そう。

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6時から、宮入開始。少しずつ階段を上がっていく。
なかなかいい感じ。

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階段が終わった後も、緩やかな坂で段は続く。

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到着後、拝殿を3回廻るみたいだが、小休止に入ったので、
がんがら火祭りのほうへ移動。



京都府京都市の五山送り火の船形 8月16日分。

天気は晴れ、雲が多い。

今日は、昼前に出てJRで京都へ向かう。京都駅には、1時前に到着。
少しぶらぶらした後、地下鉄で松ヶ崎へ。近くで妙法の撮影でいい場所ないか、
いろいろ捜すが、収穫なし。

妙の字、以前は宝ヶ池公園球技場の中から撮れたのだが、マナーの悪さから、今は開放されていない。
手前の教習所の東南からは結構見えるが、下がわずかに欠ける。

法の字は、近くからは下の方が見えなくなるし、ほぼいい場所なし。
手前に電線入ったり、一部が隠れたり。
やはり近くのビルの上か、離れた場所の山の上しかない感じ。

https://ja.kyoto.travel/event/major/okuribi/

歩いて4時ごろに上賀茂橋へ。1組のご夫婦が、朝からスタンバイされていたが、
他には誰もいない。6時ごろになっても3.4人ほど。

7時から橋の上は車通行止めになる。
歩道部分は車いすの移動用とのことで、道路上に移動させられる。

そのころから観光客が増え始め、30分前には身動き取れないほど。
カメラマンも結構増えた。

8時に右大文字点火。橋上からは丁度反対側に見えるが、角度的にはいまいちのアングル。
人がいっぱいで動けないので、撮影せず。

8時10分頃から船形点火が始まる。全部点くのに1.2分ほどかかる。

合成用に空が青く残る薄暮の時にも撮影したが、下の写真は、1発撮りの分。
川畔を走る自転車のライトのみ、時間差で撮影した画像を重ねて消した。

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8時45分に撤収して、歩いて地下鉄駅に向かう。
そのころには、船形の灯りもほぼ消える。
9時に北大路駅に到着。地下鉄に乗り、9時25分ごろに京都駅へ。
9時37分発で、11時前にJR法隆寺駅に戻る。

奈良県奈良市の奈良大文字送り火 8月15日分。

天気は晴れ、雲が多い。

朝から大阪へ。写真展を見た後、一度帰宅。
1時40分頃に斑鳩の自宅を出て、2時半ごろに奈良公園へ。

途中から小雨が降り出すが、すぐにやむ。

浮見堂前には三脚1本のみ、2007年に来た時は
すでに40本ちかくの三脚が並んでいたが、今年は全然余裕。

コンビニで買い物した後、
浮見堂近くのコインパーキングへ、1日500円。半分ほどの入り。
周辺公営駐車場は、1日1000円、コインパーキングは1日800円くらいのが多いが、
少し奥に行けば、1日500円くらいのもある。

https://narashikanko.or.jp/event/naradaimonjiokuribi/

https://narashikanko.or.jp/topics/nara_2024daimonjiokuribi/

少しずつカメラマンが増えるが、1時間に1.2人くらいのペース。
2回ほど小雨が降りだすが、すぐにやむ。

7時頃で三脚14本ほど、全然余裕。
2007年に来た時は、大混雑だったので、
余裕を持って早めに来たが、6時ごろでも十分だった。

2007年の時の取材記↓
https://coolheartgallery.livedoor.blog/archives/531258.html

空の青さが残り、山の境がわずかに見える頃に一度撮影。合成素材の為。

いつの間にか、後ろは観光客でいっぱい、それでも100人くらいかな。

8時に大文字点火が始まる。2分ほどで大文字になるが、木に隠れて下の方が欠けた感じ。

一発撮りでも十分使えるが、
点火時間近くなると浮見堂の中や周辺に人が増えるし、完全に暗くなると、
細部が見えないので、後から撮影した大文字を必要ない部分マスクして、
空の青さが残るころに撮影した写真と比較明合成した。

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8時半に撮影終了、今年はわりと長く点いていた。
偶然知り合った方と一緒に夕食。ごちそうさまでした。
10時頃帰宅、今日は長い1日だった。

滋賀県大津市の びわこ大花火大会 8月8日分。

天気は、1日快晴予報。

昨年大撃沈した、びわこ大花火大会を見るために再び比叡山へ。

https://www.biwako-visitors.jp/hanabi/

http://www.gmhiei.jp/

朝5時過ぎに斑鳩の自宅を出発。5時半に木津ICから京奈和道へ入る。
6時10分に第二京阪の山科ICから出て、少しコンビニ休憩。
6時40分頃に比叡山ドライブウェイの田の谷峠料金所へ。

「えっもう開いてるやん」

昨日問い合わせした時は、平常通り朝7時まで開けないとのことだったが、
開門前に100台以上並んだそうで、近所からクレームが来て、6時ごろに開けたらしい。
45分頃に夢見ヶ丘展望台を通過した時は、駐車場は数台分残してほぼ満車。
展望台も三脚がずらり。

まぁ今日は好天予報で、ガーデンミュージアム周辺の展望所からでも撮れそうだったので、
花火当日は1万円取られる夢見ヶ丘や登仙台の駐車場は、
はなからパスするつもりだったので、問題なし。

7時前にガーデンミュージアム比叡の駐車場へ到着。
ガーデンミュージアム比叡の駐車場は、すごく広くて無料。
花火当日でも満車になることはない。
売店、自販機、トイレあり。有料のガーデンミュージアム比叡内にレストランもある。

駐車場横の展望所と少し下側にある路肩の展望所からは琵琶湖がよく見えるので、
こちらに来る人も多い。
ただし、花火の見物客が増える4時頃にはドライブウェイは通行止めになるみたい。

もうそこそこ車は停まっているし、少し下側にある路肩の展望所には三脚が結構並んでいる。

去年はガーデンミュージアム内から撮影したが、
今日はガーデンミュージアム前の駐車場横の展望所で、7時過ぎに撮影場所を確保。
こちらの方はやや木が邪魔なので、カメラマンには少し下側にある路肩の展望所のほうが人気があるが、高い三脚で撮る場合は、問題なし。ここはトイレも近い。

ちなみに比叡山は滋賀県大津市と京都府京都市の県境にあり、
ガーデンミュージアム比叡の駐車場周辺は、京都市側になる。

今日は青空が広がり、夕立の心配もないみたいで、最高なのだが、
暑いし、待ち時間がひたすら長い。

花火は午後7時半からなので、まだ12時間以上あるやん‼
山上なので、下界よりは温度は低いと思うが、日が差すと暑いので、
日陰で、偶然あった知人や新しく出会った方たちと情報交換。
けっこう花火通って、撮影ポイント詳しい方が多いので、とても有益。

去年、ガーデンミュージアム内の花はいっぱい撮ったし、比叡山延暦寺も何度も行ってるので、
今回は動かず、ひたすらダラダラ。

ガーデンミュージアムの入り口。
反対側には、ロープウェイ駅があり、八瀬方面から来ることができる。
去年は、八瀬に車を停めて、ケーブルとロープウェイで上って来た。

去年の取材記。↓
https://coolheartgallery.livedoor.blog/archives/21681341.html

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9時ごろ、路肩の展望所のほうの三脚は18本だったが、11時ごろには33本くらいに増える。
でも高い三脚あればまだ撮れる感じ。

ガーデンミュージアム前の駐車場横の展望所は、朝からあまり変わらず17本ほど。
夕方5時前で24本ほど。こちらも高い三脚あればまだ撮れる感じ。
正直午後から来ても良かったかな。
夕方4時ごろからは一般の観光客も増える。

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午前中は、山際には雲があったが、午後遅くには完全快晴状態になる。

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青空だったので、夜景の空も奇麗。

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7時半から花火が始まるが、最初の15分くらいは低い花火が単発で上がり、全然盛り上がらない。
「全然見えへんやん、帰ろか」って言ってる家族連れの人けっこういた。

つかみはOKって感じで最初にスターマイン上げたらいいのに。
去年は、雨の後の雲海で、ガーデンミュージアムからは、全然見えなかったが、
去年も同じようなプログラムだったみたい。

写真の場合は、横に二列以上で、低い、中くらい、高い位置と適度の間隔で花火が上がると、
撮りやすいのだが、実際のプログラムでは、同じ高さで続けて花火が上がる場合が多く、
露出オーバーになりやすい。また最近の色が変わる花火は、見る場合は奇麗なのだが、
写真の場合は、あまりいい感じには撮れない。動画向きの花火なのだと思う。

しばらくして、スターマインなどが増えて、どんどんいい感じになってくる。
北からの風で、煙も滞留せず、後ろに流れてあまり邪魔になることなかったのも良かった。

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8時半に終了。8時45分に出発。
料金後払いなので、ドライブウェイ出口付近で15分ほど渋滞。
カード使用可。ガーデンミュージアム往復1700円。JAF割100円引き。

9時15分に比叡山ドライブウェイを出て右折、大津方面はかなり渋滞するみたいなので、京都市内方面へ。
白川通りの手前で少し渋滞、9時半に白川通りに入る。10時ごろに第二京阪道へ。
新名神経由で、10時半ごろに京奈和道木津ICから出て、11時過ぎに帰宅。

今日は去年より長い一日だった、思いっきり疲れた。

今日の走行距離は156キロほど。










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