風景写真家・西川貴之の気まぐれブログ

絶景を愛する風景写真家・西川貴之のブログです。絶景本への写真掲載、カメラ雑誌への寄稿多数。2007年冬季から現在までの撮影取材記をアップしています。撮影に役立つ情報満載ですので、ぜひご覧ください。

カテゴリ: 撮影情報 冬

デジカメ Watch Channel に
写真家が教える・おすすめ被写体&撮影場所 
~写真家 西川貴之・奈良(冬)編~ 
がアップされました。
ご覧いただけると嬉しいです。
いいね!をいただけるとさらに感動です。
どうかよろしくお願いします。
奈良公園の雪景色・高見山の霧氷・御船の滝の氷瀑の3本立てです。
https://www.youtube.com/watch?v=rnr1GfbOviw

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昨日、大日本印刷さんから送られてきた、
「古都の花模様」の原稿と地図の最終校正が、
今日やっと終わり一安心。

明日デザイナーさんが修正をして入稿になる。
数人で何回も校正しているのにもかかわらず、
再校正のたびに次々に間違いが見つかるのは、
「なんでだろう~なんでだろう~」(ちと古いか)

これでやっと心置きなく撮影に出かけられるが、
今の時期は正直あまり撮るものがないなぁ。

添付写真は、吉野山の雪景色。
「京都・奈良の秋」に載せたかったのだが、ページの構成上はずれたものです。

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昨年末までに原稿の執筆を終え、少しはのんびりできるかと思いきや、
1月になっても校正などで結構忙しく、11月以来未だ撮影にも行っていない。

先週は「古都の花模様」地図の再校正と
4月にカメラマン10人でデジタルだけでカメラマンムックを出すのだが、
その写真セレクトなどをしていた。

今回、自分が担当するのは京都。
「京都・奈良の秋」や「古都の花模様」には、
スペースの関係で、美山以外の京都北部をのせられなかったので、
京都府の四季でまとめようとも思ったのだが、
地図を新たに作るのは、しめきりまで時間があまりなくたいへんなので、
いずれ時間があるときに丹後地方の四季でまとめることにして、
今回は京都市内の四季でいくことにした。

デジタルは2006年の2月から撮影しているので、ほぼ4年分。
撮影範囲は近畿全般なので、京都市で撮影した分はそんなに多くはないが、
それでもかなり撮っているほうだと思う。

「京都・奈良の秋」や「古都の花模様」で使ったカットに似ているのは極力はずしたが、
最初のセレクトでも400枚くらいになった。
多すぎるのでアップやバリエーションも削り、
200枚ほどをコンタクトシートに印刷してジェイピーに送った。
あとはその中から、中橋編集長がセレクトしてページ構成がきまる。

地図のページがあまればデジタルの講座を担当するかもしれないが、まだ未定。
デジタルだけのカメラマンムックは初の試みなので、お楽しみに。

写真は、以前撮影した奈良県談山神社の雪景色。
現在は同じ場所からの撮影は困難なので、「京都・奈良の秋」には載せなかったカットです。

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大阪夜景シリーズ、最終回、クリスマスツリーとイルミネーションを環境を活かして撮る。

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大阪夜景シリーズ、クリスマスツリーを多重露光で撮る。

クリスマスツリー、見てるだけだとそれなりに綺麗だけれど、
写真に撮ると空間が余ってなんとなくものたらなかったりするもの。

一口に多重露光といってもいろんなやりかたがあるのだが、
撮り方の参考までに。

1,2枚目は、どちらも大阪市役所前のクリスマスツリー。

1枚目は、1度撮影した後に三脚の左右のみを緩め、2度目は左右に振りながら多重露光したもの。
2枚目は、1度撮影した後に場所をかえて、2度目は別のイルミネーションを写しこんだもの。


3枚目は、梅田スカイビルのクリスマスツリー。

引きで一度撮影した後に、一部分をアップにしてピントをぼかして多重露光したもの。

多重露光はメインの被写体以外の部分は、暗い背景を選ぶこと。
クロスフィルターやスノークロスフィルター、
ソフトフィルターなどを使って華やかさをプラスするのもいい。


話は変わって、現在カメラマンムック「京都・奈良の秋」に続く続編を執筆中。
タイトルは「古都の花風景」から変更で「古都の花模様」に決定。
なんでも以前出た「日本の花風景」のミニ版がでるので、ややこしいからということ。

レイアウト、写真データの整理、地図の作成のための下書きが終了して、
デザイナーさんにまわしたので、あとは校正のみ。
写真の色校正はいつも編集長がしている。

原稿も半分くらい書き終わって、編集長の校正ゆき。
この数年間で随分原稿書くのがうまくなったとほめられていて、
字数合わせ以外はあまり変わらないと思う。
いつも、たくさんの資料とネットで歴史などをいろいろ調べながら、
原稿を書いているのだが、かなり勉強になる。
撮影テクニックや、かなり好評だったエピソードも適度に盛り込むつもり。

2月18日発売です、見てくださいね。

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