旅のエピソード集。
アメリカのアリゾナ州にあるオルガンパイプカクタス国定公園での話
オルガンパイプカクタス国定公園は、メキシコ国境に面しており、
3~8メートルの高さに伸びるパイプオルガンサボテンなどの、
多くのサボテンが見られることで有名な公園。
早朝に州道85号線沿いの小高い丘の展望ポイントで撮影していると、
道沿いに国境警備のパトカーが停まった。
撮影も終わったので降りていくと、
警官が「ここは危ないよ」と言う。
自分が「何が危ないんですか」と聞き返すと、
警官は「メヒコだよ」と言う。
自分が「メヒコって何?がらがらへびのこと?」と再び聞き返すと、
警官は「違うよ、メヒコだよ」と言う。
自分が「メヒコって何?」と再び聞き返すと、
すると遠くを指差し「メヒコだよ」と困ったように言う。
そのときメキシコのことを、正確にはメヒコと発音することを思い出した。
どうも警官は、メキシコからの密航者が岩場などに隠れていることがあるので、危ないよと言いたかったらしい。
「オッケー、メキシコからの密航者のことだよね。危ない所には行かないよ」と警官に伝えると無事解決、再びパトカーは走りだしたのであった。

1枚目の写真は、オルガンパイプカクタス国定公園の壮大な展望。

2枚目の写真は、パイプオルガンに似ていることから名づけられたパイプオルガンサボテン。

