風景写真家・西川貴之の気まぐれブログ

絶景を愛する風景写真家・西川貴之のブログです。絶景本への写真掲載、カメラ雑誌への寄稿多数。2007年冬季から現在までの撮影取材記をアップしています。撮影に役立つ情報満載ですので、ぜひご覧ください。

カテゴリ: 2007 夏取材記

奈良県宇陀市の滝谷花菖蒲園の紫陽花と花菖蒲、桜井市の長谷寺の紫陽花 7月1日分。

天気は一日曇り。

奈良県宇陀市の滝谷花菖蒲園と
桜井市の長谷寺の紫陽花を撮りに行って来た。

今回は、伯父さん夫婦と母の観光案内を兼ねてなので、
デジカメのイオス5Dの手持ち撮影のみのお気楽モード。

10時頃に滝谷花菖蒲園に到着。
花菖蒲はピークを過ぎて少し寂しい感じで、
今年は全体的に花数も少なかった模様。
紫陽花と睡蓮は見頃だった。

滝谷花菖蒲園の紫陽花と花菖蒲。

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11時過ぎに長谷寺に移動。
この時期に来るのは初めてだったのだが、
思っていたよりずっと紫陽花が多く、撮影ポイントも多い。
ちょうど見頃、まだしばらくは楽しめそう。
今年はもう来る時間がないが、
来年、雨の時にじっくりと撮影してみたい。

桜井市の長谷寺の紫陽花。

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京都府南丹市の美山茅葺の里の紫陽花、京都市の哲学の道の紫陽花 6月30日分。


朝4時起床、小雨ぱらぱらの天気。
昨日の激しい雨で、すごい量の雲海が谷間を漂っている。

5時頃に美山の北地区の川沿いで、雲海を川や町と組み合わせて撮影。

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その後、南地区と北地区の紫陽花を撮る。
紫陽花と茅葺き屋根が濡れ、さらに背後を雲海が漂い、とてもいい感じ。
なのに今日も、他にカメラマンの姿は見えない。

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7時半頃撮影終了、周山街道を通り、
途中コンビニで食事、京都市内の哲学の道に向かう。

空は一面曇っているが、少し日差しが出てくる。
9時半頃に哲学の道近くの100円パーキングに到着。

紫陽花は所々にあるが、見頃と咲き始め混在。
法然院近くの洗心橋の北側に、紫陽花の群落がありここは見頃。
ただし、晴れていると撮影しづらいし、電線がすごく邪魔。

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撮影後、早めに帰路に着く。

兵庫県篠山市の玉水ゆり園、京都府南丹市美山茅葺の里の紫陽花 6月29日分2-2。


午後3時前に兵庫県篠山市の玉水ゆり園に到着。
あまり知られていないが、篠山城址の少し北側にあり、
10万本のゆりと5千株の紫陽花が咲く所。
有名な永沢寺花菖蒲園からも車で20分の距離にある。

今年はゆり・紫陽花ともに遅れ気味とのことだが、どちらも見頃。
散りかけているのもあるが、つぼみも多く、
まだしばらくは楽しめそうな感じ。

ここは観光客も少なく、数箇所ごとに樹木で仕切られており、
人を入れずに撮影しやすい。
また、ゆりと紫陽花をいっしょに撮れるのもおもしろい。
平坦で奥行き感を出しにくいのが、唯一の欠点。

4時前に土砂降りの雨が降ってきたので、数箇所ある屋根の下に移動。
雨の中でも傘をささずに撮影できるのが、とても助かる。
40分程で雨が小降りになり始める。

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その後、5時過ぎに移動、国道372号を東へ、
国道173・9・27号を北上、県道12・38号に通り、
6時頃に京都府南丹市美山町の北地区に到着。

メインストレートの紫陽花は見頃、額紫陽花は咲き始め。
雨があがり雲海が立ち上り、道も茅葺きも濡れてとてもいい感じ。
他にカメラマンはいないので、絶景独り占め。

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すぐに暗くなって来たので、南地区を下見した後、早めに車中泊。

京都府京都市の西山の善峰寺の紫陽花、大阪府高槻市の高槻花菖蒲園 6月29日分2-1。


天気予報は午前中曇りで昼頃から雨。
朝5時起き、国道24号を走って京都へ、
途中コンビニで朝食を買い、7時半頃に善峰寺の駐車場に到着。
8時開門だが、10分前に開けてもらえた。
まだ他には誰も来ていない。
お参りの後、紫陽花園に急ぐ。

今年の紫陽花は大玉で数も多く見事、
わずかに見頃を過ぎているものもあるが、全体的に見頃ピーク。
朝のうちに一雨来ていたら最高だったが、
それでもこの景色を独り占めできるのは、写真家冥利に尽きる。

8時半頃から、ぱらぱらと人がやって来る。
9時半過ぎに移動する時、観光バスがやって来たので、
撮影はそれまでに済ませたほうがいい、おすすめ。

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その後南下して県道79号に入り、楊谷寺の紫陽花を撮りに行く。
こちらは小粒で、いまひとついいアングルがない。

その後、大阪府高槻市の高槻花菖蒲園に向かう。
神峰山寺前を抜けようと思ったのだが、通行禁止。
しかたなく、さらに南下して住宅街を抜ける、
この辺りはややこしく、カーナビなしでは、道に迷いそう。
その後県道6号に入り北上する。

高槻花菖蒲園は、少し不便な所にあるせいか、わりと空いていた。
入口付近は見頃終盤で寂しい感じだが、
奥のほうの遅咲きの花菖蒲は見頃でなかなかよい、紫陽花も見頃。
ここはライトアップもある。
撮影中、わずかだが雨が降った。

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その後、北上して京都の亀岡市に入り、
国道372号を通り兵庫県の篠山市の玉水ゆり園に向かう、続く。

奈良県斑鳩町の法起寺の三重塔と月 6月26日分。


奈良県斑鳩町の法起寺の夕日を撮りに行って来た。
この時期、夕日が法起寺の背後に沈むので、
すでに地元のカメラマンが数名いた。
その中に4月に仏隆寺でお会いした方も居られて、しばし話し込む。

6時35分頃夕日が稜線に沈む、平地なのでやや早い。
いい雲が出ていたので撮りに来たのだが、夕日は平凡だった。
その後も、まだうす雲がいい感じだったので、
小焼けを期待して待つが、奥にある厚い雲が邪魔してあまり焼けなかった。

せっかく来たのに、まったく撮らないのはつまらないので、
薄暮の時間に法起寺の塔に月を絡めて一枚。

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水曜日は天気が良さそうだったので、3時半起床。
外に出ると星が見えず、もやっぽいので、
撮影に行こうかやめようか迷ったが、
せっかく早起きしたので、行くことにした。

6月5日に明日香に行こうかやめようか、
同じように迷ってやめたときに当たりが来て大後悔したことも一因。

奈良県大和郡山市の松尾寺の駐車場に車を停め、
歩いて10分程で国見台の展望台に到着。
途中蜘蛛の巣が多いのがまいった。

ここに来たのは初めて、前から一度行こうと思っていた所。
ここは一応広範囲が見えるようだが、
手前の木が邪魔するので、冬場の朝日のほうがいいと思う。
結局もやが晴れず朝日は見えず、今日もはずれ、
また冬にでも再挑戦したい。

夏場は、矢田寺から登ったほうの展望台のほうがいいみたいなので、
チャンスがあればこちらも狙ってみたいと思う。

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