風景写真家・西川貴之の気まぐれブログ

絶景を愛する風景写真家・西川貴之のブログです。絶景本への写真掲載、カメラ雑誌への寄稿多数。2007年冬季から現在までの撮影取材記をアップしています。撮影に役立つ情報満載ですので、ぜひご覧ください。

カテゴリ: 2008 秋取材記

京都府京都市の山科区の毘沙門堂と山科聖天参道の紅葉、安楽寺の門前の散り紅葉、哲学の道の紅葉、永観堂入り口付近の落ち葉のオブジェ 12月5日分。


朝から京都へ。

8時過ぎから雨が降り出す、一時雷雨になるがしだいに小降りになり2時過ぎに上がる。
この数年の紅葉期は雨が少なく晴れの写真しか撮れずに困っていたが、
今年は毎週のように雨が降ってくれて助かる。

一般の観光客の方には申し訳ないが、
古都の紅葉には雨天が一番風情があり、雨天雨後には美しい写真が撮れるのだ。

朝一で京都市山科区の毘沙門堂で撮影(境内及び駐車場は無料、庭園は有料)
紅葉は全体的に最終版、散り紅葉にも遅いが、
本殿横のつつじ紅葉と楓の散り紅葉はとても美しく、訪れた人はみんな感涙の声を上げていた

毘沙門堂の紅葉。

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塔頭の山科聖天も見頃終盤の感じ。
山科聖天参道の紅葉。

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次に左京区に移動、哲学の道近くの100円パーキングへ(20分100円)
法然院山門付近は半散りで終了、撮影せず。
安楽寺の門前の散り紅葉は見頃、境内は見頃後半。

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哲学の道の若王子付近の楓は、ほとんどが散っていたが見頃旬のもあった。

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永観堂は、楓・つつじとも見頃後半から終盤の感じ、中には入らず。
入り口付近、雨に濡れた落ち葉を白壁に付けてあるのが、なかなかの遊び心。
永観堂入り口付近、落ち葉のオブジェ。

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南禅寺は、ほぼ終了の感じで数本のみ、撮影せずといったところ。
3時半過ぎに帰路に着く、帰り道再び雨がぱらぱら。

奈良県奈良市の奈良公園の浮身堂の紅葉・水谷茶屋の紅葉・東大寺指図堂と東塔跡と本坊付近の紅葉 11月30日分。


朝から快晴、奈良公園へ。
浮身堂で朝日に染まる紅葉を撮影、7時25分頃に太陽が山裾から姿を見せる。

県庁の駐車場(1日千円)に車を停め、
吉城園へ(250円、三脚禁止)9時前に中に入れてもらえた。
紅葉は見頃色変わり中、少し散りもあり。

その後、東大寺や奈良公園を撮影して廻る。
楓紅葉は見頃、イチョウはほぼ散り、県庁駐車場横の九重桜の紅葉は見頃。
若草山は11月24日から閉山中。
紅葉時期がずれていることもあり、もう少し後まで開いてくれていると、

山の上から市内の紅葉が俯瞰撮影できるのだが、なんとも残念。
春日神社近くの水谷茶屋付近は見頃と色変わり中、休日で観光客が多い。

10時半前に日が射してくるので、晴天時はそれまでに撮影を終えたい、
そうでないとコントラストが付き過ぎてしまう。
できれば明るい雨天が理想で、最も美しく描写される、もちろんどんてんはだめ。

奈良公園の浮身堂の紅葉。

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東大寺指図堂の紅葉。

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水谷茶屋の紅葉。

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東大寺東塔跡付近の紅葉。

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東大寺本坊付近の紅葉。

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その後しだいに雲が増えてきて、どんよりしてきたので、
昼過ぎに帰路に着いた。

京都府京都市の高台寺の紅葉、霊山観音の紅葉、霊山護国神社から八坂の塔と紅葉、知恩院の紅葉、龍翔寺の銀杏、北野天満宮の紅葉、知恩院の紅葉ライトアップ 11月29日分。


朝から京都へ。
朝一で清水坂の100円パーキングに車を停める(1時間600円、一日最大料金設定がなくなっていた)
京都の清水寺で8時過ぎの朝一番の光で三重塔を撮影、
境内には入らず、紅葉は見頃、散りも少し、朝からすごい人出。

続いて高台寺へ、駐車場が改修で広くなり、
カメラマンムック「桜絶景」で撮影した駐車場にあった忠魂堂と桜がなくなっていた、残念。
8時45分前に開いたので中へ(境内600円、三脚禁止)
入り口付近は散り始め(早朝の光がおすすめ)、池周囲は見頃色変わり中(午後の光のほうがよい)
奈良は散り紅葉は、ある程度そのままの所が多いが、
京都は朝一から掃除してしまうところが多く、いまいち散り紅葉が楽しめないのが残念。

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次にすぐ横の霊山観音へ(境内200円)、紅葉は見頃。

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その後、霊山護国神社の墓地の展望ポイントへ(300円)坂本竜馬などの墓がある。
楓紅葉は見頃、桜紅葉は散っている。
展望ポイントからは八坂の塔がよく見える、塔の横のイチョウはほぼ見頃。

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一度車に戻り移動、知恩院の駐車場へ(1時間500円、以降30分200円、夕方4時まで)
友禅園は見頃(300円)、方丈は見頃と散り始め(400円)、二ヶ所の共通券は500円。
勢至堂は見頃色変わり中、勢至堂の階段途中の大楓は見頃。

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1時半頃に今宮神社に移動(駐車場、境内無料)、途中にわか雨が降ってくる。
楓紅葉は見頃、近くの大徳寺塔頭の龍翔寺のイチョウは見頃散り始め。
すぐ前で舞妓姿の女性が記念撮影をしていた。

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食事の後、北野天満宮に移動(駐車場、境内無料)
もみじ園は600円で茶菓子付き、楓は見頃色変わり中。
茶菓子券を使うと、もう外には出られない。
夕方の青天光なしの状態からライトアップまで撮影(4時半頃から)
北野天満宮のイチョウは見頃散り始め。

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6時過ぎに円山公園の駐車場に移動(1時間500円)
知恩院のライトアップ特別拝観を見に行く(境内共通で800円)

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7時過ぎに帰路に着く、帰り道再び雨がぱらぱら。

奈良県宇陀市の室生寺の紅葉・大野寺前の摩崖仏と紅葉、桜井市の長谷寺の紅葉・素戔嗚尊神社のイチョウ・等弥神社の紅葉、吉野町の吉野山の西行庵の散り紅葉 11月28日分。


朝から雨。
朝一で奈良県宇陀市の室生寺へ(境内600円、周辺の駐車場500円~600円)

8時の開門前に行くと、同じカメラマンムックに執筆している高橋さんにばったり。
共通の知人もいて前からお会いしたいと思っていたところ。
写真教室や吉野観光協会の仕事もされていて、いろいろと興味深い話をお聞きした。
高橋さんのホームページ http://www5d.biglobe.ne.jp/~p-kasuga/index.html

室生寺の紅葉は、太鼓橋と山門付近は見頃後半散り始め、
二人の目当ての鎧坂付近は、下の方はまだ色変わり中で色はいまひとつの感じ、
楓が大きくなりすぎて鎧坂にかかり撮りにくそう、上のほうは散り初めと色変わり中。
金堂前のいちょうは、ほぼ散り、本堂は修復工事中。
雨が強くカメラマンは二人きり。

室生寺の鎧坂。

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高橋さんと別れた後、宇陀市大野寺前の摩崖仏を見に行く。
紅葉は見頃、楓は5分くらい、イチョウはほぼ散り。

大野寺前の摩崖仏の紅葉。

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その後、桜井市の長谷寺へ移動(境内500円、駐車場500円)
雨が上がり時々日が射してくる。
最初に対岸から全景を撮影、その後境内を廻る。
紅葉は見頃で色変わり中も多い、少し色が弱い気がするが何本かは綺麗なのもある。
五重塔付近の楓はオレンジ色から赤色への色変わり中。
天気は、雨になったり晴れたりと目まぐるしく変わる。

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その後、対岸の素戔嗚尊神社のイチョウを撮影、散りイチョウがとても綺麗。

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1時半に桜井市の等弥神社に移動(境内、駐車場無料)
紅葉は見頃、色変わり中、散り混在、少し色が弱い気がする。

等弥神社の紅葉。

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その後、明日香から芋ヶ峠を抜け吉野山へ向かう。
奥千本の金峰神社の西行庵の楓は見頃終盤で散り紅葉を撮影(境内、駐車場無料)
駐車場から西行庵まで歩いて12分ほど。

帰り道、車窓から見た感じでは、高城山の楓も見頃終盤、
上千本、金峯山寺蔵王堂、下千本、吉野神宮の楓は、見頃で色変わり中もあり。

西行庵の散り紅葉。

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奈良県宇陀市の鳥見山の紅葉 11月25日分。


朝から奈良県宇陀市の鳥見山へ、すでに車が5台。
昨日の雨で霧が漂いいい感じ、楓紅葉も見頃散り始め、どうだんつつじも見頃。

暗いうちはデジカメの高感度のみで、明るくなってからは通常通りフィルムと2台で撮影。
まだ霧が残り後ろ髪が引かれる思いだったが、別の仕事があったので8時頃帰路についた。

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