ハワイ取材記2、ハワイ島2日目、プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園、コナ・エリアのビーチや港、カイルア・コナの街、ヒロの海岸、ハワイ・トロピカル・ボタニカル・ガーデン、ハワイ火山国立公園 7月4日分。
朝5時半起床、6時前に出発、天気が悪く朝はいまいち。
6時半にケアラケクア湾に到着、遠くにクック船長記念碑が見える。
ここはハワイを最初に訪れたことで有名なクック船長が、ハワイの原住民に殺された所。
最初の上陸では、祭りの最中だったこともあり、神の化身として大歓迎を受けたが、
2度目は嵐でマストが折れ、半時計回りで港に入ったことが不吉な合図とされて、
乱闘の末殺されてしまったという。
クック船長記念碑まで、崖を下り歩いて行くことも出来るが、往復2時間かかるのでやめる。
7時にプウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園へ、有料5ドルのはずだが、係員不在。
古代ハワイ宗教の神殿があった聖地で、宗教改革の時に破壊されたが、のちに再建された。
いかめしいティキ(神像)が並ぶヘイアウ(神殿)は、かなり見応えがある。
日が昇ると急激に晴れて来て、やや雲が多いものの快晴。
正面は東向きなので早朝の光線が良い、
またすぐ横が海で引きがとりにくいので広角レンズが必要。
ここは駆け込み寺的存在で、死の宣告を受けたものや敵の敗残兵が、
この地に逃げ込めれば神の保護を受け許されたという。
ただし周囲は兵隊によって囲まれていたので、実際はかなり困難で海を泳いで行くしかなかったらしい。
プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園。


8時に朝食後、コナ・エリアのビーチやカイルア・コナの街を撮影して廻る。
コナ・エリアのビーチや港。




カイルア・コナの街でのスナップ。


その後190号線を北上し、
アメリカ最大のパーカー牧場で独立記念日に行われるロデオ&ホースレースを見に行く。
昼12時前到着、屋台の照り焼きロール(お寿司)で昼飯。
まる一日行われるものとかってに勘違いしていたのだが、実は昼までだった。
最後の方のレースは見れたが、期待していたロデオは見れず、大失敗。
その後19号線を通り、ハワイ島北部を半周、途中にわか雨あり。
ヒロ近くの海岸で撮影。

2時に、ヒロの街近くのハワイ・トロピカル・ボタニカル・ガーデンへ、入園15ドル。
ここはかなり広くめずらしい花や樹木がいっぱい、オネロア滝もあり海も見れる。
完全にピーカンだったのが残念、ここは小雨や曇りのほうがよい。
ハワイ・トロピカル・ボタニカル・ガーデンで撮影。


昨日雨で寒かったからか、どうやら風邪を引いてしまったみたい。
4時前に出発、海沿いを撮影しながらヒロの街へ向かう。
街で少し撮影、街並みいいところは北向きなので撮りにくい。
4時半に夕食後、マウンテンビューの街の宿に向かう、昨日泊まったパイナップルパークの系列。
幹線からはずれており、かなり道に迷い5時半過ぎやっと到着。
昨日に宿の道案内プリントをもらっておいてよかった、それがなければ絶対にたどりつけなかった。
5時45分、ハワイ火山国立公園へ向かう、途中から雨。
6時過ぎにゲート到着、入園10ドル、1週間有効。
去年の9月も来たのだが、今年の3月に大規模の噴火が起きたので再訪したしだい。
ビジターセンターはすでに閉まっていたが、
公園内のボルケーノハウスという宿で軽食購入しつつ情報収集。
売店の人が日本人でよかった。
7時前に、車で5分のジャガーミュージアムに移動、ここから西は通行不可。
ここは高台で火口の噴火している所がよく見える、臨時で望遠鏡も2台置いてあった。
雨は止んだが、風が強く寒いのでジャケットを着込む。
観光客が10数名、レンジャーも待機している。
売店もあるジャガーミュージアムは7時に閉まり、すぐに日没。
未だ明るいうちは煙しか見えなかったが、暗くなるにつれどんどん溶岩の赤色が見えてくる。
200ミリでは不満、2倍テレコンをもってくるべきだった、失敗。
ハワイ火山国立公園。

7時45分に出発、入れ替わりに次々観光客がやってくる。
見るだけなら良いが、写真を撮る場合は薄暮くらいの方がよいと思う。
帰りに国立公園のすぐ外にあるボルケーノビレッジで、ひさしぶりに豪華な夕食。
8時半に帰路につく、途中からどしゃぶりの雨が降って来る。
9時に宿のパイナップルパーク到着。
子供野球のクラブが泊まっていて、めちゃくちゃ騒がしい。
7月4日はアメリカの独立記念日ということもあり、
付き添いの大人は完璧によっぱらい、子供たちは花火に夢中。
予約はドミトリーだったが、うるさいのでシングル・ルームにしてくれたみたい。
シャワーを浴び11時に就寝