インド取材記、アウランガーバードのビービーカーマクバラー、エローラ石窟群 2月28日分。
7時に起床、のどが痛い。
ホットシャワーは、朝の4時間だけだったので、
シャワーを浴びるが温度調節できないので、熱すぎ。
その後ホテルのレストランで朝食、59ルピー。
8時半過ぎにオートリキシャーで、
アウランガーバード市内のビービーカーマクバラーに向かう、20ルピー。
10分程で到着、入場料は2ドル。
タージマハルをモデルに造られたこともあり似ているが、
こちらは中心部分のみ大理石で、残りは石材の上に漆喰が塗られている。
残念なことに左のミナレットが修復中、
アジアの他の国でも見られるが、足場には竹が使われている。
一見危なそうだが、柔軟で強いのだろう。
ビービーカーマクバラー。

帰りはバススタンドまで乗り合いのオートリキシャーで戻る、10ルピー。
バスでエローラ石窟群に行くつもりだったのだが、
体調不良で疲れているし、現地の移動にどのみちオートリキシャーが必要だったので、
オートリキシャーで行くことにした、往復と現地の移動込みで300ルピー。
9時45分出発、途中ダウラターバードの砦跡を横目に見て、
10時半にエローラ石窟群に到着、駐車場代10ルピー。
ここは、アジャンタ石窟群同様、世界遺産に登録されている。
アジャンタ石窟群との違いは、アジャンタが仏教石窟群のみで壁画と彫刻が見られるのに対し、
エローラ石窟群は、仏教・ヒンドゥー・ジャイナ教の3種類の石窟群が見られるものの、
彫刻のみであるということだ、ストロボ使用可、三脚の使用は禁止。
入場料は5ドルだが、ヒンドゥー教石窟群の中のカイラーサナータ寺院以外は立ち入り自由。
カイラーサナータ寺院は、8世紀の中からおよそ100年かけて岩を削ることによってできた巨大な建造物。
当時の平均寿命が30歳前後だったので、数世代にわたる大工事のすえにできたもの。
右側の小道から丘の上に登ると、後方から全景が見下ろせるがその迫力に圧倒させられる。
仏教・ヒンドゥー・ジャイナ教の3種類の石窟群は広範囲に渡っている為、
オートリキシャーでこまめに移動しながら撮影、
全体的には西向きなので、午後のほうが日が当たるが、
太陽の高い昼頃のほうが影が少なく撮影はしやすいと思う。
エローラ石窟群のカイラーサナータ寺院。



エローラ石窟群。




1時45分に帰路につく、
オートリキシャーの運転手がしきりに工房の見学を進めるが、
「風邪で疲れているので早くホテルに帰りたい」と言って、
ホテルに直行してもらう、2時半ホテル着。
インドでは多いのだが、
チェックインの時間がそのままチェックアウトの時間になるので、
時間がくるまで横になって休む。
4時前にチェックアウト、少し体調がよくなったので、
荷物を預かってもらい、街を歩いてぶらぶら、
バーンチャッキー(5ルピー)やバザールを見て歩く。
バザールでのスナップ。

6時前にホテルに戻り、荷物を受け取り夕食をとる、49ルピー。
その後オートリキシャーでアウランガーバード駅に向かう、20ルピー。
6時半前に駅に到着、割と綺麗な駅舎。
今日はひさしぶりの夜行寝台泊になる、ムンバイまで約8時間、2A寝台で約680ルピー。
20分遅れで10時15分出発、下側の席だったのだが、
上側と変わってもらいすぐに横になる。
エアコンが効き過ぎで、服を着込んでも毛布1枚では寒く辛い夜だった。