長野県駒ケ根市の光前寺の桜、箕輪町の中曽根の江戸彼岸桜、伊那市の勝間薬師堂の枝垂れ桜、諏訪市の高島城の桜 4月20日分。


信州桜取材の2日目 先週の20日金曜日の取材報告。

朝4時半起床、昨日とはうってかわって快晴で雲ひとつない。
こんなことなら、星の軌跡も撮っておくんだったと少し後悔。

まずは日の出前の藍色の時間帯に、光前寺山門脇のしだれ桜を撮影。
撮影に適した時間は10分ほどしかない、早すぎても遅すぎても綺麗な色にならない。
その後日の出の光を待って駐車場の紅しだれ桜を撮影、なかなかよかった。
そうこうしてるうちに、カメラマンが増えてきたので移動。
すぐ近くの大沼湖や駒ケ池からは、昨日は雲で隠れていた駒ケ岳がよく見えた。

光前寺山門脇の枝垂れ桜。

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朝日を浴びる光前寺駐車場の紅枝垂れ桜。

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7時過ぎには雲がしだいに増えてきた、いい天気は長続きしないものだ。
その後北上、無名でも絵になる桜をチェック・撮影しながら車を走らせる。
信州は桜の大木がとても多い、電線など邪魔なものもまた多くて撮りにくいのだが、
それでも写欲は尽きることがない。

9時半頃、箕輪町に移動、再び中曽根の江戸彼岸桜を撮る。
ここは午前中の光線のほうがよいところ、
観光客が増えてきたので、人の切れ間を待ってすばやく撮影。
カメラバックのふたの閉め忘れで降ろすときに、
イオス5Dがアスファルトの上を転がり「あちゃー」という感じ。
作動は問題なかったが、少し傷がつきショック大。

中曽根の江戸彼岸桜。

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その後辰野町の神明神社の頼朝桜と周辺の桜及びとなりの明光寺のしだれ桜を撮る。
どちらも満開だが、頼朝桜はやや樹勢が衰えてきている。

再度南下して、撮り忘れた伊那市西春近のしだれ桜へ向かう。
ここは見頃過ぎで残念、続いて伊那市高遠町へ向かう。
目的は高遠城跡の向かいの勝間の薬師堂のしだれ桜。
高遠湖(高遠湖の桜はすでに半散り状態)の桜ホテルの臨時駐車場に車を停め、歩いて10分程。
ここはどちらかと言えば午前中の光のほうがいいのだが、午後の光でもいいアングルがあった。
雲が多くなってきたので、背景に青空が来たときに撮る。
ここはカメラマンが多いが、ほとんどの人が光線状態や背景の曇り空を気にせず撮影していた、
その場の光や背景の状態を優先させるべきなのに。

勝間薬師堂の枝垂れ桜。

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そのあと南下して4時過ぎに桑田薬師堂のしだれ桜を撮る。
ここは人は少ない、背景に青空が来たときに撮影。
すぐ近くにも美しいしだれ桜があったのだが、すぐ前を電線が横切っている。
なんで日本という国は景観を大切にしないのかと、少し憤慨。

6時過ぎに諏訪市に移動。
高島城のすぐ横の市役所の臨時駐車場に車を停め、
薄暮を待って高島城の桜を撮影、ここはライトアップは少しだけ。
桜は満開で見頃なのだが、意外とカメラマンは少なかった。

高島城の桜のライトアップ。

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夜は夕食のあと松本市まで移動、
風が強く寒くて少し風邪ぎみだったので24Hサウナに泊まった。