風景写真家・西川貴之の気まぐれブログ

絶景を愛する風景写真家・西川貴之のブログです。絶景本への写真掲載、カメラ雑誌への寄稿多数。2007年冬季から現在までの撮影取材記をアップしています。撮影に役立つ情報満載ですので、ぜひご覧ください。

タグ:広沢池

京都府京都市の五山送り火の鳥居型と広沢池灯篭流し 8月16日分。

昨日、16年ぶりに広沢池灯篭流しに行ってきた。

朝8時半前に斑鳩の自宅を出て、9時に京奈和道の木津ICから入り、
新名神経由で9時半に第二京阪道の上鳥羽ICから出る。お盆渋滞はなし。

10時ごろに広沢池へ。湖岸の東側は、この時点で三脚3本。かなり広いので全然余裕。

16年前に行った時のブログ ↓
https://coolheartgallery.livedoor.blog/archives/531259.html

10時半ごろに京都の写真家の友人Dさんと待ち合わせて、撮影場所を確保。
その後、ひさしぶりに一緒に昼食。話が弾んで、2時前まで。

一度別れて、2時ごろに広沢池に見に行った時は三脚10本ほどになっていたが、
まだまだガラガラの感じ。

暑いし、この時期あまり花などもないので、四条梅津のネットカフェで3時間ほど時間つぶし、800円ほど。

5時半ごろに出て、広沢池から1.3キロほど南側のコインパーキング(24時間500円)に停めて、
夕方6時ごろに
歩いて13分ほどの広沢池へ。程なく友人のDさんも戻って来た。

ちなみに普段なら
広沢池周辺に路肩駐車可能な場所はあるが、
広沢池灯篭流しの時は、駐車禁止の取り締まりが厳しく行われるので、要注意。

6時ごろで三脚90本ほど、観光客も多数。16年前の1.5倍くらいの感じかな。
7時ごろには、
観光客はさらに数倍に増える。

最近はカメラマンも観光客も増えているので、10倍くらいになってるんじゃないかと心配して、
かなり早めに来たが、五山送り火は市内各地であるし、同日は他の場所でもいろんな行事があるので、
カメラマンや観光客もかなり分散してる様子。
写真目的でも午後少し早めに来たら、大丈夫そうな感じかな。

広沢池で16日に行われる遍照寺 灯籠流しや五山の送り火には、
お盆に戻ってきた先祖の精霊を、再び冥府に送るという意味がある。
7時頃から五色の灯籠が広沢池の北側から3台の船で流される。
8時20分ごろに点火される鳥居形の送り火と色とりどりの灯籠が流れる様はとても美しい。

https://ja.kyoto.travel/event/major/okuribi/
https://gozan-okuribi.com/2022/ja/top.html
https://hirosawa-henjyo.com/

ここは風による灯籠の動き次第で、良否がかなり変わるので、数年に一度しかいい写真は撮れない。
東側の湖岸からの撮影なのですが、あまり灯籠が東側に来てくれないので、かなり運任せの撮影になる。
今年は最初灯籠が東側に流れてきたこともあり、そこそこいい写真が撮れた。
ただ、まだ明るい時間帯だったので、合成を前提にかなり暗めに撮影しています。

五山の送り火の左大文字の点火は8時からですが、鳥居形の点火は8時20分ごろからで、
45分くらいには消えてしまうので、奇麗に見えるのは正味15分程度しかありません。
また鳥居形が奇麗に見えるころには、山の稜線は暗すぎます。

理想を言えば、山の稜線に雲がなく鳥居が点火されて少ししたタイミングで、
手前から奥まで灯籠がバランスよく広がってくれれば最高なのですが、
そうそううまくは行きませんので、合成前提の撮影にしました。
1.2枚目は、最初山の稜線に雲がかかってたので、雲がなくなったからの稜線と
鳥居型に火が入った時と、灯籠3パターン、合計5枚程度の合成です。

3枚目は、合計2枚程度の合成です。

カメラ2台で、灯籠を止めたのと流したのと2パターン撮影しました。

35フルサイズで105mm。

五山送り火の鳥居型と広沢池灯籠流し1

五山送り火の鳥居型と広沢池灯籠流し2

35フルサイズで146mm。

五山送り火の鳥居型と広沢池灯籠流し3

鳥居型の送り火は20分程度で消えてしまうので、9時前には帰路に着く人が増える。
道路も大渋滞。

岸に流れ着いた灯籠を撮影してると、Hさんにばったり。まぁよく会うよね。

10時過ぎ駐車場を出て、10時半ごろに上鳥羽ICから第二京阪道へ。
新名神経由で、11時前に京奈和道の木津ICから出て、11時半前に帰宅。

今日の走行距離は153キロほど。

京都府京都市の広沢池と朝日 11月18日3-1。


朝5時出発、6時半前に京都市右京区の広沢池到着、天気は良好。
カメラマンは10名ほど。

6時40分くらいに日の出。
白鷺がいいアクセントになった。

イメージ 1

続く。

京都府京都市の五山送り火と広沢池灯篭流し 8月16日分。


3時半頃に京都市内に到着、
京見峠周辺でいいポイントがないか探すが、やはりだめ。
峠付近は、樹木が伸びて展望が利かないし、
付近の山は立ち入り禁止の所ばかり。
京見峠、樹木がなければ最高の展望地なのだが残念でならない。
行政で整備してくれればいいのだが。

6時前に広沢池に到着、
近くには駐車場がなく、池の西側に停めることも出来るが駐車禁止、
当日は警察の取り締まりもあるので、かなり離れた所に停めて歩いてきた。
この時点で三脚は30本ほど、池の東側は広いのでまだまだ余裕あり。
この後30分ほどで三脚は20本近く増えた。

広沢池の東側は、五山送り火の鳥居形と広沢池灯篭流しを同時に見れる所。
ずいぶん以前に撮影したことがあるが、
いまひとつ満足していないので再挑戦。

7時から灯篭流しが始まる。
しばらくは明るすぎるので暗くなるまで待って撮影開始。
すぐ近くでは、NHKも生中継していた。
観光客もかなりの人出、三脚は65本ほどに増えた。

灯篭流しは、アップで撮るのは問題ないのだが、
五山送り火と合わせて撮るとなると、非常に難しい。
灯篭は全部で2千弱あるのだが、池の大きさから言えば少ない。
ころころ変わる風向きにより行ったり来たり、
ある程度ばらついてくれればいいのだが、そう都合よくはいかないので、
多重露光で画面全体に配置するか、後処理で合成するしかない。

8時20分頃、鳥居形全体に火が入る。

今回は、フィルムとデジタルの2台で撮影。
同時に撮影してデジタルで確認、
フイルムは、山の稜線、灯篭3回、鳥居形の5回露光の一発撮り。
デジタルの方はパーツごとに撮影して、画像加工ソフトで合成処理した。

8時40分頃、鳥居形の字がだんだん欠けてくる。

周辺道路は、違法駐車で大混雑。
灯篭のアップを撮影した後、車に戻る。
9時20分帰路に着く、少し込んだが2時間ほどで奈良の自宅に到着。

灯篭を短めに露光したものを3枚と山の稜線を合成。

イメージ 1


灯篭を長めに露光したものを3枚と山の稜線を合成。
鳥居形はそのうちの1枚に同時に露光してある、はたしてどちらが好みだろうか。

イメージ 2

帰り道に撮影した灯篭のアップ。

イメージ 3

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