風景写真家・西川貴之の気まぐれブログ

絶景を愛する風景写真家・西川貴之のブログです。絶景本への写真掲載、カメラ雑誌への寄稿多数。2007年冬季から現在までの撮影取材記をアップしています。撮影に役立つ情報満載ですので、ぜひご覧ください。

タグ:熊野市

三重県熊野市の丸山千枚田の虫送り 6月8日分4-4、9日分。

2時15分に通り峠南側の無料駐車場に到着。
他には車はなし。通り峠の南側入り口前にトイレもある。
展望台からの撮影では一番近い駐車場なのだが、意外とみんな知らないみたい。

ここより先の路肩は全て封鎖され駐車禁止。
韓国の事故があってから警察の指導により、イベントの開催は、かなり厳しくなったようで、
路肩などは使えなくなったらしい。

紀和鉱山資料館周辺に臨時駐車場があり、    
駐車場からマイクロバスによるピストン輸送があるが、
バスを降りてから会場まで2キロ程度徒歩での移動となる。

丸山千枚田の中の東屋の前の駐車場も封鎖。水車前は北山砲があるので、駐車不可。
丸山荘の駐車場は関係者用。

https://www.kankomie.or.jp/topic/627

3時35分に通り峠の南側入り口から歩き始める。
55分に東屋のある分岐。4時5分に展望台に到着、約30分。(コースタイム 50分)
展望台にはもう数名。三脚11本ほど。意外と少ない。
朝のうちに場所は確保しておいたが、夕方来ても撮れそうな感じ。
手前の草が伸びて少し邪魔だが、まだまだ余裕あり。

2011年にも丸山千枚田の虫送りを展望台から撮影したことがあるが、
この時は、7月上旬開催で同じくらいの人数。

天気予報は良かったが、夕方一時通り雨。

5時半ごろには場所取りしてたカメラマンは皆そろい11名ほど、
他にスマホのみの観光客数名。

上から見てる感じだと、カメラマンは全部で50人もいない感じがする。
全然知り合いも見かけず、やっぱり遠いものなぁ。

ちなみに県道40号線沿いの展望ポイントは、前日の夕方で半分。
当日朝6時には、ほぼ三脚の場所取りで埋まっていた。

6時からキャンドルに点火がはじまる。
7時ごろから虫送り行列が歩き始めるが、まだ明るすぎて合成は無理。
去年はけっこう暗かったので、ちょうどよかったのだが。

日没は7時10分ごろ。
キャンドルと棚田の明るさのバランスがよくなるのは、7時40分前後。
ISO400 F8~11で、-1.5補正くらいが適正露出だと思う。

50分くらいになると、もうかなり暗くなり水面の反射がなくなる。

北山砲は8時から、少し間をおいて2発。
この時は、ISO50でF22とかなり暗めに設定したが、それでも白飛びあり。
NDフィルターが必要みたい。
まぁ絵柄的に虫送りとそぐわない感じがするので、なくてもいいかな。

去年に続いて花火の打ち上げもなし。

虫送りのキャンドルと車の光跡を合成。

_S9A4037

8時過ぎから、キャンドルの片付けが始まる。
車の光跡を合成で入れたいので、別撮りで撮影。
規制があるので、車はなかなか走らない。
少し粘りたかったが、雨が降り出したので退散。
皆な大慌てで片付けて、山を下りていく。

自分も8時40分頃から下山開始。
濡れた石畳の道は滑りまくり。
三脚を杖に慎重に下りていくが、3回くらいこける。
南側の登山口まで55分もかかってしまった。

9時40分に駐車場に戻る。他に車はなし。

汗まみれで温泉に入りたいところだが、この時間で営業している場所はない。
夕食を食べ、10時20分ごろに道の駅七里御浜へ。

昨日の登山の筋肉痛とさっきこけて打った手首とかが痛く、
体もくたくたで疲労困憊。

翌9日。夜は雨、朝は曇りで次第に本降りの雨が降り出す。
曇りなら、高野山の青葉祭り、小雨なら周辺の滝を撮るつもりだったが、
本降りの雨が降り出したので、おとなしく帰路に着く。

8時45分に新宮市から国道168号線へ。
9時55分に道の駅十津川郷。ここで25分ほど休憩。

11時10分に道の駅吉野路大塔。ここで1時間ほど休憩。
12時40分に京奈和道五條IC。1時40分頃に帰宅。

4日間の総走行距離は561キロほど。

奈良県十津川村の瀞峡巡り 6月8日分4-3。

12時20分に小松を出て、30分に瀞八丁へ。
無料駐車場・トイレあり。

瀞峡は、奈良県・三重県・和歌山県にまたがり国特別名勝の大峡谷で、
上流から、奥瀞・下瀞に分かれ、
特に下瀞は「瀞八丁」と呼ばれ巨石・奇岩が並び荘厳で美しい所。

瀞峡観光ウォータージェット船は、2021年1月1日で休止されており、
今は川船での瀞峡巡りが行われている。

瀞八丁は、奈良県・三重県・和歌山県の交差地点だが、
撮影してるのは奈良県十津川村辺り。

https://www.shinguu.jp/spots/detail/A0009

http://dorokyo.jp/

https://kawabune.info/

_S9A3851

_S9A3928



三重県熊野市の赤木城跡 6月8日分4-1。

朝は曇り。

5時前に通り峠の南側の無料駐車場に停めて、
丸山千枚田の展望台へ。上り口近くにトイレもある。
展望台までのコースタイムは50分。
北側から上るとコースタイムは40分なので、南側からだと10分くらい長い。

歩いて30分で展望台へ。すでに一番いい所には三脚6本ほど。
昨日夕方望遠レンズで見たときは1本だけだったので油断したが、
後から聞いた話だと、夜12時ごろに来たらしい。

まぁでもそれなりに撮れる場所はあるので、
鑑賞の邪魔にならない程度に撮影場所確保。

7時に駐車場に戻る。少し小雨パラパラ。
昨日の登山の疲れがあるので、少し休憩。

晴れてきたので、8時40分に丸山千枚田の北側にある赤木城跡へ。
無料駐車場・トイレあり。最上部までは、歩いてすぐ。

赤木城跡は、国の史跡で続日本百名城、日本の山城百選にも選ばれている。

https://www.kankomie.or.jp/spot/2904

_U4A2345


三重県熊野市の丸山千枚田 6月7日分2-2。

1時23分に釈迦ヶ岳太尾登山口を出て、途中休憩しながら、
夕方4時ごろに丸山千枚田へ。
かなり青空が増えたが、雲が多い。
雲がなかったら、天の川とか撮りたかったのだが。

_S9A3329

夜は入鹿温泉ホテル瀞流荘の日帰り温泉へ。
入浴700円、夜9時まで(受付8時15分まで)

三重県熊野市の熊野大花火大会 8月29日分。

朝7時15分に斑鳩の自宅を出発。
7時45分に橿原高田ICから京奈和道に入る。
8時10分に御所南ICから出て、国道169号線へ。

10時に下北山村のスポーツ公園へ、トイレ休憩。
10時半に国道42号線に入る。

45分ごろに熊野市の臨時駐車場へ、1日3000円。
花火大会の公式ではないので、地図には載っていなかったが、
イオンとオークワの間にあり、獅子岩に近い場所。

ここで友人のFさんと待ち合わせ。
Fさんは早朝3時に着いて、場所取りしてくれてたので、まずは確認に行く。
Fさん、ありがとうございました。

早朝3時時点でも三脚ずらりで100本くらいならんでいたらしく、
昼前に見に行った時はもう倍くらい。夕方にはさらに増える。

2024年からは、テスト的に獅子岩カメラ席が設けられています。
詳しくは↓

https://www.kumano-kankou.info/kumano-fireworks/camera-seat/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTAAAR38CMCpOXPzxZGNCQt9XyA-QCDsThL0rnZAeq_gijZXh9WlnfLH9sj35JA_aem_6uBK9nVrZR_3ZqYgkDgwHw

本来17日の開催だが、台風接近で波が高かった影響で、22日、29日と二度の延期。
観客は延期になると半分くらいに減るようだが、カメラマンの数は変わらない感じ。
今年は4年ぶりの開催ということもあるのかもしれない。

花火会場は広いので、花火だけを撮る場合は、駐車場確保できれば、
わりと寸前に来ても問題なく撮れそうに思うが、
人気の獅子岩とのコラボは撮影場所が狭いので大変。
本当にぎゅうぎゅう詰めの感じ。

獅子岩からだと、鬼ヶ城から上がる花火は、隠れてほとんど見えないのだが、
カメラマン的には、獅子岩とのコラボイコール、熊野の花火という感じがするので、
撮影ポイントとしては一番人気。

今年はすごく暑いので、時間待ちが大変。
昼飯の後、2ヶ所の喫茶店行って、イオンとオークワで涼んで時間をつぶす。
ちなみにイオンもオークワも、食エリアがなく、あまりゆっくりする場所はなし。

市内には日中イベントや休憩場所は設けられているが、場所的に遠いので行かず。

https://www.kumano-kankou.info/kumano-fireworks/
https://www.kankomie.or.jp/report/1482

5時過ぎに獅子岩の撮影ポイントに戻る。
花火は7時から9時まで、2時間も続くのは珍しい。
間が空く分、煙が流れて撮影にはいいように思うのだが、
今日はあいにく無風状態で、煙で9割以上はクリアに見えなかった、残念。

それでもクリアに見えた花火を比較明合成で合わせて、何とかいいのが撮れたので大満足です。

花火は鬼ヶ城と2つの台船から上がり、
プログラムにもどこから上がるか詳しく記載されている。
海上自爆は船を移動しながら、行われる。
人気の彩色千輪は2回あった。

カメラは2台で、28㎜と43㎜の画角で撮影。

35フルサイズで28㎜の分。花火は、煙に隠れていない分を数枚比較明合成。

熊野花火1

35フルサイズで43㎜の分。花火は、煙に隠れていない分を数枚比較明合成。

熊野花火2

花火終了後、道は大渋滞。
駐車場を出たのは翌日の1時ごろ。
駐車場で朝まで寝てても良かったが、40分に道の駅まで移動。

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