風景写真家・西川貴之の気まぐれブログ

絶景を愛する風景写真家・西川貴之のブログです。絶景本への写真掲載、カメラ雑誌への寄稿多数。2007年冬季から現在までの撮影取材記をアップしています。撮影に役立つ情報満載ですので、ぜひご覧ください。

タグ:稲渕の棚田

奈良県下市町の広橋梅林と栃本の枝垂れ桜、明日香村の稲渕の棚田と菜の花 3月30日分。

今日は、インド帰国後体調を崩して以来、はじめて撮影に出かけた。
といっても本調子ではないので、下見がてらに軽く奈良県下市町と明日香村を流して来た。

小雨が降り始めたころに出発、下市町入り口の千石橋近くのしだれ桜は満開。
小路の浄徳寺のしだれ桜は、数輪のみでほとんどつぼみ、白木蓮はなし。
立石の正覚寺の桜は、数輪のみでほとんどつぼみ、里桜は見頃、
白木蓮はつぼみが少しふくらんだくらいで見頃はまだ先。

広橋梅林は見頃過ぎだが、法泉寺付近や奥の天主の森のほうはまだ見頃、
法泉寺のしだれ桜はまだつぼみ。雲海が出てとても綺麗だった。

1・2枚目の写真は、広橋梅林。

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栃本のしだれ桜は上部が満開、枝先は5分くらいで全体的に7分くらいの感じ、
雨で雲海が出てなかなかいい感じだが、電線が邪魔して全体は撮りにくい。
脚立に登ってやや高い位置から撮る。

栃原のしだれ桜は、数輪のみでほとんどつぼみ、
梨子堂のしだれ桜は、ほとんどつぼみ,れんぎょうが見頃。

新住のしだれ桜は、数輪のみちらほらもう少し、里桜とれんぎょうが見頃。

3枚目の写真は、栃本のしだれ桜。

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帰りに明日香村に寄る。
染井吉野は全体的に3~5分位の開花、今年はばらつきが激しい。
稲渕の菜の花が見頃、晴天も良いが、山裾に雲海が出ているのもまたいい感じ。
日曜日とあってここはカメラマンが多い。

追記、聞いた話によると貝原のしだれ桜は土曜日で1、2分咲きとのこと、
ここは年によって満開時期が大幅にずれるような気がする。

4・5枚目の写真は、明日香村の稲渕の菜の花。

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奈良県明日香村の雪景色 2月3日分。

今年は定期的に寒波到来うれしいかぎり、
今日は節分なので節分行事を撮りに行こうと思っていたのだが、
急遽変更、奈良県明日香村へ雪景色を撮りに行ってきた。

朝起きた時は、自宅のある斑鳩は雨で雪はなかったが、
(この辺りは2年に1度くらいしか積もらない)
奈良市内に住む姉から『雪5センチくらい積もってんで』の電話をもらい、急いで明日香村へ向かう。

なぜ奈良市でなく明日香村かというと、
先月21日にひさしぶりに大量に明日香に積もったのに行けなかったので、今回はそのリベンジ。
寒波が来ても、不思議と奈良県北西部はほとんど雪が積もらないみたいだが、
他の地域は同じくらい雪が積もるので、奈良市内に積もっているということは、
明日香村も同じような状況だと推測出来る。

走り出してしばらくは雪はなかったが、田原本町あたりから雪景色に変わり、
明日香村は5~10センチくらい積もってる、しかもまだ時々雪が舞うといううれしい状況。
たいていの場合は、雪がやんでいてどんどん融けていくのであまり撮影時間がないのだが、
雪が舞っているくらい寒いと、かなり長持ちしてくれる。

石舞台、飛鳥川、稲渕の棚田、豊浦の展望台、細川の棚田、阪田の展望ポイント(畑の七曲がり)と廻る。

昼頃にはすごい吹雪になるが、それでも樹木の雪がどんどん融けて来たので、撮影終了。
日曜日とあって、カメラマン多いかなと思っていたのだが、以外と少なかった。

帰りは寄り道して、葛城市や御所市経由で帰った、
すでにかなり融けていたが同じくらい積もっていたみたい。
香芝市に入る辺りから雪が減っていき、香芝市北部は雪がない。
この辺りが雪と雨の境界線みたいだ。

1枚目の写真は、明日香の石舞台。

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2枚目の写真は、飛鳥川、大楓のある所。

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3枚目の写真は、稲渕の棚田。

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4枚目の写真は、細川の棚田。

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5枚目の写真は、阪田の展望ポイントからの明日香村。

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奈良県明日香村の石舞台の桜、稲渕の棚田と菜の花、東吉野村の宝蔵寺の枝垂れ桜、斑鳩町の大和川堤の桜 4月6日分。


天気予報は朝のうち晴れで午後からくもってくるという予報。
朝一番は雲が多かったが8時過ぎには青空が見えてきた。

最初に桜井市の安倍文殊院によって少しだけ撮影。
染井吉野は満開で綺麗、
展望台からは境内を俯瞰できる。

続いて明日香村へ移動、カメラマンもちらほらいる。
石舞台の桜はほぼ満開、周辺の菜の花も綺麗。

明日香村の石舞台近くの桜と菜の花。

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次に稲渕に移動、毎度のようにこりずに菜の花を撮影。
菜の花はまだまだこれからのも多い。

明日香村の稲渕の菜の花。

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次に橘寺に移動、桜はほぼ満開だが本堂は修理中。
境内の他の建物と桜の組み合わせを撮影。
東側の山門横に大きな桜があるが、
電線などがあってフレーミングがむずかしい。

昼飯の後、大宇陀へ移動。
途中の満願寺の八構桜は散り始め。
大宇陀の天益寺のしだれ桜は満開だが、今年は花は少ない。
明日は夜桜コンサートでライトアップされる。
又兵衛桜は満開、背景の桃も綺麗でかなりの人出。
ここは去年、『桜絶景撮影ガイド』の取材で、
いっぱい撮影したのでパス、車窓より見ただけ。
街中にある森野旧薬園のかたくりも見頃、三脚は使用不可、
アップ写真はいいが、広い絵は撮りにくいところ。
又兵衛桜の南東の高台にある寿幸桜は3分咲きくらい。

最後に東吉野村の宝蔵寺に移動。
2本のしだれ桜は満開で見頃、花数も多く絢爛豪華。
空に雲が多くなってきていたのだが、
タイミングよく青空が見えてきたので、急いで撮影。
ここは道沿いで目立つ為か、次から次に観光客がやってくる。

宝蔵寺の枝垂れ桜。

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帰り道、また青空が広がってきたので、
斑鳩町の大和川堤の夕日を浴びる桜を撮影、7分咲きくらいだった。
最近ではめずらしい地道と桜の組み合わせが撮れるところだが、
あまりいい撮影ポイントはない。

斑鳩町の大和川堤の桜。

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