風景写真家・西川貴之の気まぐれブログ

絶景を愛する風景写真家・西川貴之のブログです。絶景本への写真掲載、カメラ雑誌への寄稿多数。2007年冬季から現在までの撮影取材記をアップしています。撮影に役立つ情報満載ですので、ぜひご覧ください。

タグ:道成寺

和歌山県日高川町の道成寺の鐘供養会式 4月27日分3-2。
道成寺は、和歌山県最古の寺で、
安珍清姫の悲恋の舞台となったことで有名なお寺。

道成寺の鐘供養会式は、実に23年ぶりの訪問。

修行僧の安珍に一目ぼれした清姫が、大蛇に化身して、
鐘に隠れた安珍を焼き殺してしまう物語。

12時半ごろに道成寺の臨時無料駐車場へ。
有料駐車場もあるが、門前の駐車場は閉鎖。

12時45分ごろ道成寺の参道の坂の上に到着。
すでに5.6名が場所を確保していたが、最前列には入れた。

2時50分ごろから、ジャンジャカ踊りの行列がやってくる。
3時前に炎を上げながら大蛇が坂道を駆け上がる、あっという間。

その後、台上に置かれた鐘(修行僧の安珍が隠れている)の周囲を三周して、台上に上がり、鐘に巻きついて炎を上げる。

最後は鐘が開けられて終了。


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和歌山県田辺市の近露の枝垂れ桜、御坊市の道成寺の桜、那智勝浦町の那智大社の桜、古座川町の1枚岩の桜 3月22日分。

21日は黄砂の嵐のため、朝から行くのをやめ、夜9時に斑鳩の自宅を出発。
国道24号線、168号線経由で2時間半で十津川の道の駅、
さらに30分で和歌山田辺市本宮の道の駅到着、車中泊。
車12台ほども同じように泊まっていた。

翌22日、5時起きで桜を見て周る。
山桜はほぼ満開、染井吉野も5分から7分咲き、満開近いのもあった。
昨日とは打って変わって快晴の空。

国道311号線経由で中辺路に向かい、マジックアワーに近露のしだれ桜を撮影。
昨日の嵐で散り始め、路上駐車可。

田辺市の近露の枝垂れ桜。

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その後、田辺市へ向かう。
奇絶峡正面の大島桜は3分咲きくらい、まだ早い。

高速で御坊市の道成寺に向かう。(ETC割引 450円)
9時半頃に到着、拝観無料、駐車場400~500円、なぜか観光客は少ない。
しだれ桜は7分から満開、染井吉野も5分から7分咲き、とても綺麗。

御坊市の道成寺の桜。

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11時半頃に出て、再び高速で田辺市に戻り、国道311号線、168号線経由で新宮市へ。
そしてバイパスを通り、那智勝浦町の那智大社に向かう。

1時半頃に那智大社に到着、和歌山は広い、御坊市から2時間近くかかった。
拝観無料、駐車場400~500円、大門口の駐車場は無料だが遠い。
防災道路800円に入れば、上の駐車場まで車で行けるのでおすすめ(駐車場は無料)

染井吉野は、3分から7分咲きが多い、宿坊のしだれ桜は半散り。
奥の院の駐車場のしだれ桜は8分見頃でとても綺麗。
斜光線で輝く桜と那智の滝とのコラボはとても絵になる、ただし一般立ち入り不可。
地元のアマチュアのカメラマンは入れてもらっているので、
頼めば入れるかもしれないが、保証はしません。

那智勝浦町の那智大社の桜。

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最後に古座川の1枚岩の桜を撮りに行く。
3時過ぎに到着、西南向きなので午後遅くがいいと思ったのだが、手前の桜が陰ってしまった。
トップライトに近い昼過ぎのほうがいいみたい。

古座川の1枚岩の桜。

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古座川の桜。

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結果論だが、道成寺早めに切り上げ、時間かかっても海岸線経由で途中に古座川によってから、
紀伊勝浦町の那智大社に向かったほうがよかった。

帰り道、熊野川で夕日を撮ろうと思っていたのだが、雲に隠れてしまった。
9時半ごろ自宅到着、古座川から5時間ほど、走行650キロ疲れた。



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