風景写真家・西川貴之の気まぐれブログ

絶景を愛する風景写真家・西川貴之のブログです。絶景本への写真掲載、カメラ雑誌への寄稿多数。2007年冬季から現在までの撮影取材記をアップしています。撮影に役立つ情報満載ですので、ぜひご覧ください。

タグ:高見山

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写真家が教える・おすすめ被写体&撮影場所 
~写真家 西川貴之・奈良(冬)編~ 
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奈良公園の雪景色・高見山の霧氷・御船の滝の氷瀑の3本立てです。
https://www.youtube.com/watch?v=rnr1GfbOviw

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奈良県東吉野村の高見山の霧氷 1月22日分。

朝3時起き、斑鳩の自宅を15分に出発。
下道を走り、4時半に高見山の登山口でトイレ休憩。
トイレはライトがついていないので、わかりにくい。
少し手前から路肩に薄っすらと雪の跡。

さらに走り、国道166号線の高見トンネルの手前から旧道に入る。
旧道は雪道だが、所々アスファルトも見える感じ。
ハイブリッド車に変えて、4WDから2WDになったので、
少し心配してたのだが、そんなに急坂はないので、
スタッドレスで問題なく登れた。

山側には溝があるので、注意。
雪で隠れていて見えないことがあり、対向車が来たときに、たまにはまる人がいる。

4時50分頃に高見峠の駐車場に到着。
好天予報の土曜日とあって、満車になってないか心配したが、
先客4台ほどで、まだがらがら。すぐ後に三重県側から2台来た。

雪が多くなければ、車は25台くらいは停めれる。トイレもある。
ただ雪が多い時は、停めれる場所はかなり狭くなるので、注意。
駐車場所確保のため、いつも車内には大きなスコップを完備している。

ちなみに駐車場は三重県側にあるので、登山届は三重県に提出することになる。
登山届は登山届ポストにある2次元コードをスキャンして、電子届で出した。

5時10分頃には登り始める人がいたが、寒いし日の出は7時前なので、
朝食後の6時から登山開始。
大峠から山頂までのコースタイムは上り50分、下り30分。
高見登山口からだと上り2時間30分ほどなので、半分もかからずに山頂まで行ける。

服は完全冬装備。インナーからハードシェルまで上5枚、下3枚。
足元は6本爪のアイゼン。(←チェーンスパイクの人も多い)
カメラ1台にレンズ2本と三脚。

鳥居をくぐり、階段を登っていく。
急坂が続くので、デスクワークでなまった体にはきつい。
15分ほどでベンチのあるところ。
東の空の朝焼けが始まる、雲がなく期待大。
さらに少し上のところも展望はあるが、この辺りは霧氷はなかった。

急坂が続き、45分で一気に展望が開けるが、上の方は雲の中。
途中、雲で朝日が見えないと帰る人にすれ違う。
こんなところまできて、日の出前に帰るなんてなんとももったいない。

50分に山頂に到着。ほぼコースタイム通り。
高見山は三重県との県境にあるが、山頂は奈良県側にある。
標高は1248m。日本300名山の1つ。

雲海で朝日はしばらく見えなかったが、雲が染まるので十二分に美しい。
三脚持ってきたけど、風が強く被写体ブレするので、
感度を上げて早いシャッター速度で撮るしかなく、三脚重たかっただけ。

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綺麗な日の出は見れなかったが、これはこれで美しいので大満足。

ただ山頂は凄く寒い。展望台の下にある避難小屋の温度計は-8度を差しており、
稜線上は風が強いので、体感温度はー15度以上あるかも。
天気予報やGPVの雲の動きからは、青空が見えてくるのは確実なのだが、
寒いからと朝早くから来ていた人は、青空を見ずにほとんど帰ってしまった。

自分も避難小屋がなかったら耐えられなかったかも。
避難小屋といってもドアもない10畳ほどのベンチだけのスペースなのだが、
風が直射しないだけ助かる。

風下にできるエビのしっぽ。10㎝くらいはあった。

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9時過ぎから少しずつ青空が見えてくる。

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9時半ごろには風が弱くなり、ずいぶん暖かくなる。
10時ごろにはかなり青空が広がってきた。

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10時48分頃から、下山開始。
途中の風景は霧氷というより、溶け始めた雪の感じなので、スルー。
11時08分にベンチのあるところ。
11時20分に駐車場に戻る。
最後の最後によそ見をしていて、入口の鳥居で頭を強打。
鳥居低すぎ、要注意。

かなり暖かくなったと思ったら、10度くらいあった。
駐車場には車が17台ほど。まだ余裕あり。

11時35分に帰路に着く。
47分に国道166号線に入る。
50分、高見登山口付近の路肩には40台くらい停まっていた。
(高見登山口付近に駐車場はない。)
バスで来る人もいるし、たかすみ温泉の登山口からも来れるので、
昼頃にはすごく賑わっていることだろう。

途中昼飯休憩25分ほど。1時45分頃に帰宅。
走行距離は120キロほど。

当日はなんともなかったが、翌日筋肉痛。


奈良県東吉野村の高見山の樹氷と斑鳩町の法隆寺の夕景 1月25日分。


昨日は、若草山焼きが行われたが、ここ数日雨が多かったので今回はパス。
しかしながら風が強く、意外とよく燃えたらしい。

今日は、再び高見山へ。
朝の気温はマイナス6度、昨日の吹雪もあって期待していたが、雪が少なくがっくり。
朝日は見れたのだが、登山はせずトンボ帰り。

帰り道、下田口くらいまでは雪があったのだが、室生寺付近は雪はなし。
9時半に斑鳩の自宅に帰ると雪の痕跡がある。

家族のものに聞くと、一時吹雪いて、つかの間雪化粧したらしい。
なんたるタイミングの悪さにがっくり。

朝日に染まる高見山の樹氷。

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夕方は、法隆寺の撮影ポイントへ。

先週の土曜日も行ったのだが、はずれだったのでリベンジ。
今日はカメラマン3名と少ない。
(先週は4名で、同じカメラマンムックに執筆している溝口けんじさんにばったり。)

朝のうちは雲が多かったが、夕方は快晴になり、
雲の焼けはないものの、それなりに綺麗な夕暮れだった。

夕暮れの法隆寺。

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奈良県東吉野村の高見山の樹氷 1月16日分。

今日は、奈良と三重の県境にある高見山に行ってきた。

朝5時頃出発、好天予想と朝の冷え込みでかぎろいに淡い期待をもって、
大宇陀の岩清水に一度立ち寄るが、気配がないのでそのまま高見山に向かう。

高見トンネル前から旧道に入り、途中撮影しながら駐車場へ(15台くらい可、トイレあり)
すでに10台くらいが停まっていた。

日の出直後は青空が見えていたが、じきに雲が増えてくる。
天気予報でいっていたほど、いい天気にはならず。

うっかりアイゼンを忘れてしまったこともあり、中腹までで引き返す。
しかしながら樹氷の具合もよく朝日に染まる高見山も撮れたし上々。

駐車場から出るとき、雪に突っ込みすぎていてタイヤが空転、
雪用のスコップで雪をかき出しなんとか出られた、備えあれば憂いなし。

帰り道、一台の車が溝にはまっていた、どうやら雪で溝がわからなかったらしい。
牽引ロープで引き出してあげようとしたが、

前後のタイヤがはまっていてどうにも出せず。
御本人は携帯を持っていなかったので、かわりにJAFに連絡しようと思ったのだが、

最近、携帯のバッテリーの調子が悪く、すぐきれてしまい連絡できず、
大宇陀の交番までいってから連絡しておいた。
ということもあり、夕方携帯を新調した。

1~5枚目は、高見山に向かう途中の旧道沿いで撮影。
6枚目は、中腹のベンチのある辺りから撮影。

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